【SCYE(サイ)】テーラード技術を宿したサイ史上サイ高のシェルジャケット
【今、本当に必要な進化する傑作モノ】
物価高が続き、モノを欲しいと思ってもそうそう気安く買えなくなっている今日この頃。我々の買いモノにはこれまで以上に“本当に価値のあるモノ”だけを選ぶ審美眼が求められているのではないでしょうか。そこで見るべきは、その道の王道を行きながら、快適さや環境への優しさ、使い勝手といった新時代に相応しい魅力を備えているかどうか。必要なのはそう、「進化する傑作モノ」なのです!
国際経済が騒がしい今!! ジャパ“ニーズ”に応える国産ブランド作がJUST FIT!!
シェル史上サイ高に美しい傑作が爆誕!
やれ関税問題だ、やれ原料費の高騰だと、何かと暗い話題続きの国際経済。憧れの舶来品はますます手の届かない存在になってますが、ことファッションに限っては心配ご無用。だって僕らには、“映え”にも“気持ちいい”にも妥協できない、わがままジャパ“ニーズ”に寄り添う、日の丸ブランドがあるじゃありませんか!
最右翼はサイ。素材開発やパターンメイキング=服作りの川上から入魂するブランドとして、服好きからもリスペクトされる名門ですが、25周年を迎える今季、なんと初となるシェルジャケットを開発! これがまた出色のデキなんです!
テーラリングで培った立体裁断パターンが宿るサイ初! のシェル
そもそもアウトドア出自のシェルって、対アクティビティに向けて開発されてる分、運動性は高いけど美意識まで完璧に行き届いてるケースは稀。その点今作はサイ節全開。パタンナー・宮原さんの“機能線をデザイン線に”という哲学を反映し、まさに“美”と“快”が共存する、一歩先行く立体パターンに構築されてるんです。
“美しいのに動きやすい”を生む細部の意匠もサイ高♪
袖から胸にかけて連なるベンチレーションは、悪目立ちしないよう、袖の縫製部に配しながら、生地を被せる配慮も。脇下にマチパーツを採り入れたピボットスリーブのおかげで、アクティブに動き回ってもストレスフリー。
被りやすく立ちもいい立体フード、顎の隠れ具合まで計算し尽くしたファスナーの立ち上がり、脇に生地が溜まらず、腕も上げ下げしやすいピボットスリーブ、そしてサイの代名詞とも言える、腕に自然に沿う前振りの袖付け……。もう360度どこから見ても美しい! そして驚くほど動きやすい!
値は張りますが、“アウトドアスペックのテーラードウエア”という個性からすれば十分適正価格。今の気分にも身体にもジャストフィットする史上サイ高峰のシェルジャケットとして、強〜く推す次第です。
SCYE[サイ]
イーベント シェルパーカ
フィッシング用シェルジャケットを着想元に、同分野のギアを徹底研究し、釣り好きの知人に取材までして開発したという渾身作。短丈で着回し力も高く、ハンドウォーマーと収納室の二役を担う二重構造の大ぶりポケットも完備。13万2000円(マスターピースショールーム)
短丈はドレッシーにもハマる。エリコ フォルミコラのシャツ3万8500円、ユナイテッドアローズのパンツ2万5960円(以上、ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) スリードッツのカットソー2万6400円(スリードッツ表参道店)
雨なんてヨユーだし満員電車でも蒸れないし
米国製の防水透湿フィルム“eVent(イーベント)”を使用したハイテクファブリックゆえ、濡れない蒸れない♪ ゴワつき感もないし街中でもアウトドアフィールドでも活躍必至。
※表示価格は税込み
[ビギン2025年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。