[7位]今月のいいモノランキング
【セイコー × ダットサン】あの伝説的コラボが再び!世界限定2500本のニューレトロ時計
’70sに世界に挑んだ二大国産ブランドが共演
【セイコー プロスペックス × ダットサン240ZのSBDC219】
セイコーがサポートしていた「ダットサン240Z」のラリーカーをデザインソースとして、ブラックとレッドを基調とした雄々しいルックスに。文字盤に使用されているアラビア数字は、当時の計器盤をイメージして新たに書き起こしたもの。6時位置のロゴも実にアイコニック。世界限定2500本。自動巻き。径39.5 × 厚さ12.0mm。SSケース。レザーベルト。17万6000円。
文字盤は当時の計器盤をオマージュ
やっちゃえ国産
ちょ、待てよ! 何てグッッッッッっと来る国産コラボなんだ!! でも、Whyなぜに? それは半世紀と少し前まで遡ります。
時は1960年代後半。国際的なスポーツ競技大会などで、確実かつ正確に時を計測する必要性が技術革新を後押していた時代でした。セイコーが革新的自動巻きクロノグラフ「1969 スピードタイマー」で一世を風靡したのと同年の1969年に、日産が「ダットサン240Z」を発表。
世界を驚かせた自動巻きクロノグラフ「1969 スピードタイマー」
国内に留まらず北米市場で大ヒットを記録し、2年後にはスポーツカーとしての真価を発揮するために世界ラリーへ参戦することに。その姿勢に大きなシンパシーを抱いたセイコーはスポンサードを申し出て、青色地に白のSEIKOロゴを纏ったダットサンが東アフリカ・サファリラリーを駆け抜けます。
セイコーと共に1971年を駆け抜けた「ダットサン240Z」とコラボレート
そして見事総合優勝という結果に結実、ジャパンメイドの粋が世界に轟いたんですね。その熱い挑戦の日々に思いを馳せ、ついに、満を持して、両者のコラボがやっちゃえ登場! ニューレトロなフェイスは令和の今こそ渋く凛と魅せるのです。
(問)セイコーウオッチお客様相談室
➿ 0120-061-012
※表示価格は税込み
[ビギン2025年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。