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定番ポロシャツ9ブランドを徹底比較! チャートで“正解”を探そう

【定番ブランドならではのシルエット&素材感。その違いを知る】
ピンもキリも多い人気服だからこそ、安心して“正しい”と思えるのは“定番”と認められるブランド。代表作のシルエットと素材感に注目して、各々の個性を学びましょ!

①鮮やかな発色とシルエットで魅せる
POLO RALPH LAUREN

POLO RALPH LAUREN ポロ ラルフ ローレン アイコニック メッシュ ポロシャツ

POLO RALPH LAUREN[ポロ ラルフ ローレン]
アイコニック メッシュ ポロシャツ

1972年から展開され続ける名作。非常に風通しのよいコットンメッシュが採用されており、上腕に沿ってカーブした短めの袖などの身体を美しく魅せるパターンもじつに秀逸。豊富なカラバリも必見だ。2万900円(ラルフ ローレン)

②緻密なパターンが光るボックスシルエット
SCYE BASICS

SCYE BASICS サイベーシックス コットンピケ ポロシャツ

SCYE BASICS[サイベーシックス]
コットンピケ ポロシャツ

コットン100%かつ身幅広めのボックスシルエットでリラクシーコーデと好相性な一着。第一ボタンを開けて着用した際に衿元が美しく見えるよう、緻密なパターン設計が施されている。1万7600円(マスターピースショールーム)

③最高級鹿の子のおかげで細身でもストレスフリー♪
BROOKS BROTHERS

BROOKS BROTHERS ブルックス ブラザーズ スーピマコットン ストレッチピケポロシャツ スリムフィット

BROOKS BROTHERS[ブルックス ブラザーズ]
スーピマコットン ストレッチピケポロシャツ スリムフィット

細身なのに窮屈とは無縁♪なのは、上質な超長綿・スーピマコットン製の鹿の子生地を贅沢使いしてるからこそ。発色がよくて毛羽立ちにくくてストレッチも利いた、まさに秀才! 1万5400円(ブルックス ブラザーズ)

④1950年代以来、英国製を貫き通す傑作
FRED PERRY

FRED PERRY フレッドペリー M12

FRED PERRY[フレッドペリー]
M12

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⑤国内の実力派ニッターが持てるノウハウを凝縮
BATONER

BATONER バトナー スーペリア メリノ ポロ

BATONER[バトナー]
スーペリア メリノ ポロ

下着にも用いられるほど滑らかなスーパーファインメリノウールをハイゲージで編み立てた力作。シルキーな光沢感と、ウール本来の吸放湿性&キックバック性も兼備した、美しくも機能的なポロだ。3万5200円(バトナー)

⑥1933年に誕生した鹿の子ポロの祖
LACOSTE

LACOSTE ラコステ L.12.12

LACOSTE[ラコステ]
L.12.12

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⑦30年以上愛され続ける名作中の名作ポロ
JOHN SMEDLEY

JOHN SMEDLEY ジョン スメドレー ドーセット

JOHN SMEDLEY[ジョン スメドレー]
ドーセット

1991年より続く秋冬の定番はメリノウール100%を30ゲージの高密度で編むため非常に上品。オーセンティックで汎用性のある着用感ゆえインナー/アウターの3シーズン着られる。5万7200円(リーミルズ エージェンシー)

⑧世界一有名な諜報員もトリコにした名ポロ
SUNSPEL

SUNSPEL サンスペル リヴィエラ ポロシャツ

SUNSPEL[サンスペル]
リヴィエラ ポロシャツ

独特のメッシュ素材はフレンチ・リヴィエラの太陽の下でも涼しく着られるよう1950年代に独自開発したもの。007、ダニエル・クレイグ用に設計した体のラインに沿うシルエットも特徴。2万5080円(サンスペル カスタマーサービス)

⑨品がいいのにラク♪な大人の模範ポロ
SLOANE

SLOANE スローン 14G天竺コットン 半袖ポロ

SLOANE[スローン]
14G天竺コットン 半袖ポロ

滑らかなスーピマコットンをフルファッション(成型編み)で丁寧に仕立てた天竺ニットは、エレガントな光沢と一枚でもキマる立体感を両得。適度に余裕のあるシルエットも、品を欲する大人に響くはず。2万9700円(スローン)

もっと知っ得コラム
Q. 大枠はわかったけど……買う前に絶対確認すべきディテールってなに?

A. 最低でもこの3つは確認を!

❶「見て、触って」、どんな編み地?

編地

ポロに使われる生地は↑の2種類に大別される。まず高ゲージの編み地は、よりドレッシーな印象があり、肌当たりも極めてソフト。対して鹿の子生地は、より軽快でカジュアルな雰囲気を醸し、ドライな触り心地が特徴となる。キャラが分かれる分岐点なので欠かさずチェックしたい。

❷「衿をめくって」、台衿の有り無し確認

台衿の有り無し

台衿とは、シャツ衿の土台となる帯状のパーツのことで、主にドレスシャツに見られる仕様。これが付いたポロは幾分マジメに見えるので、ビズにも最適なのだ。もちろん台衿なしのポロも問題なくビジネス使いできるが、こちらはより衿回りがスッキリしている分、休日服との相性◎。

❸裾の仕様で腰回りの印象が変わる

裾の仕様

元々スポーツ由来のアイテムだったせいか、ほとんどのポロは裾がフラットに設計されていて、軽快な印象を特徴としている。一方ロングテールのポロは、名だたるアメトラの名家が採用してきたことから、アメトラの象徴とされ、タックインテクも実践しやすいというメリットが。

 
※表示価格は税込み


[ビギン2025年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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