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連載 フィッシング × ファッション=“FISHION(フィッション)”

DRT代表の“夏釣りコーデ”は横ノリ感と機能のバランスがお見事!

白川友也さん

一昔前まではオジ趣味筆頭だった釣りも、今やファッションとして市民権を得るなど潮目が変わってきた模様。そこでフィッシング × ファッション=“フィッション”と題して続けてきた本連載も1年を迎え、初の関西編! 釣り人と洒落者の顔を併せ持つアノ人の「釣りと服」のイイ話を、釣先案内人の成尾さんとレポートします!

Profile
成尾 拓史さん

 

[釣先案内人]成尾 拓史さん

釣具店、釣具メーカーでの勤務を経て、フリーランスで活動する釣り業界の何でも屋。バス釣りをメインに、海/川釣りも楽しむ。活動は自身のインスタで発信→@tacnaruo

【今回の釣り場は!】
 

琵琶湖

 
日本最大の湖でバスフィッシングの聖地とし知られる琵琶湖。過去には世界記録が釣れたことで世界中から注目を集めている。バス以外にも豊富な魚種が生息する。
 
[SPOT]琵琶湖
[DATE&TIME]2025/06/27 AM7:00〜
[WEATHER]☀︎(はれ)
[TEMPERATURE]30度
[TARGET]ブラックバス

好みの横ノリ感と機能のバランスが第一。酷暑の釣行なら日光&虫対策のホワイト!

白川友也さんDRT代表 白川友也さん

三重県出身/滋賀県在住。国内外で絶大な人気を誇る“DRT”代表。独自の視点によるモノづくりが支持されており、その動向は常に注目を集めている。

成尾(以下、成):今回のゲストはフィッシングブランド“DRT”の代表である白川さんです。どうぞよろしくお願いします。

白川(以下、白):よろしくお願いします。

白川友也さん

成:本日は白川さんのホームグラウンドである琵琶湖での釣りに同行させていただいています。現在はここ琵琶湖に拠点を構えて活動されていますが、いつ頃からバスフィッシングを始めてのめり込んでいったのですか?

白:三重県出身で小学生の頃から釣りをしていたのですが、ブラックバスは図書館にあった釣り雑誌をみて釣ってみたい! と思ったのがキッカケです。そこからスケートボードや音楽にも熱中する青年時代を過ごしたのちに、30歳くらいの時に思い切って琵琶湖に移住し現在に至ります。

白川友也さん

成:好きなことを突き詰めていった結果が現在ということですね。まさに男子の夢ですね!

白:じゃあ、気になる場所をチェックしに行きますよ。

(出発)

成:いやー、快適なクルージングでした。白川さんのファッションについても聞かせてください。

白:スケートボードや音楽に関連するスタイルが好きで、最近はラフで楽な感じが多いです。でも釣りの時はデザインだけでなく機能面も考慮しますよ。ちなみに今日はMAMMUTのキャップにエレクトリックのドライフーディー、パンツはMASSESです。

アイウエアはエレクトリックを愛用アイウエアはエレクトリックを愛用。フィールドの状況に合わせてレンズカラーとフレームを使い分けている。

成:白川さんはダークカラーのイメージだったのでホワイトを着用していたのが新鮮です。

白:日常生活ではブラックやネイビーをよく着用するんですが、暑い時期は快適さを重視してホワイトなども着ています。直射日光で暑くなるのはもちろんですがブラックは虫がすごく寄って来るんですよ。

成:それで集中できないのは嫌になりますね(苦笑)。

白:ブラックに虫が寄ってくることに気づいたのは、山にキャンプ場を作りに行ってたときなんですけどね。

成:日も高くなりかなり暑くなってきたので、休憩も兼ねて会社も見学したいのですがいかがですか?

白:ではちょっと行ってみましょう。

(移動)

成:というわけで到着したわけですが、こちらの応接室はまさにDRTワールドですね! センスのいい配色の部屋に並んだルアーや釣竿はもちろん、ギターやラジコンに琵琶湖の淡水魚が泳ぐ水槽まで世界観がギュッと詰め込まれた空間はファンにはたまりません。

白:内装は見た目が古いビンテージより、100年経ってもソリッドで変わらない家具や雰囲気が好きなので統一しています。

成:白川さんは広く浅くではなく、狭くとことん深くのタイプですね。

白:そうですね。釣りと車やラジコン、音楽が好きなことは変わりません。それに子供の頃からモノづくりが好きで、さらに手を加えて他にない自分だけのモノを作り上げて行くことに魅力を感じます。

少年時代の再燃で盛り上がっているのがラジコン。

少年時代の再燃で盛り上がっているのがラジコン。カスタムによる自分だけの一台を組み上げる。プライベートコースまで持つハマり様。

成:DRTのルアーがパーツ交換してカスタム出来る要素を盛り込んでいることも、その価値観によるものなんでしょうね。

白:そもそも流行や他人の評価に興味はありませんし、モノづくりも企画をじっくり練り込むより、まず作って形にした後にテストしてさらに改良を納得するまで繰り返すスタイル。だから完成まで時間がかかってしまうのです。

成:その好きなモノやコトがリンクしてDRTのDNAが形成されていることを再認識しました。今日こっそり見せていただいた開発中のモデルもかなり独創的で期待大ですので、首を長くしてまってます(笑)。

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[ビギン2025年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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