【2025最強家電決定】ヘビーユース必至のビギン的8傑が集結!
【家電ワングランプリ】
お高めだったり処分が面倒だったりするので、買って後悔はしたくないのが家電。AIなどのテクノロジーの発達により、選ぶのも簡単になっているかと思いきや、むしろ難しくなっているような気がするような……(泣)。そんな状況をぶち破るべく、俺たちビギンが開催するのが「Kaden-1グランプリ」! 各ジャンルに精通した玄人選りすぐりの家電に、バチバチファイトしてもらう次第。“20世紀最大の暴君”も参戦する空前絶後の家電No.1決定戦、いざゴングです!
オススメ家電は以下のマークが目印!
●コスパ良好か?
●プロも認める品質か?
●デザインもGOODか?
【ROUND1:無差別KADEN】ヘビーユース家電を全ジャンルから厳選
ビギン的8傑、入場!
カーーン♪ さ~て本特集のトップを飾ってリングインするのは、ビギンがジャンル無差別で選んだヘビー級家電たち。僕たちの熱い視線を集め、さらにはヘビーユースをお約束する、ビギン的ベスト8たちをとくと見さらせっ。
米国No.1選手が旋風を巻き起こす
待望の夏休み♪ でもね、夏というより「烈」とでも言うべき炎天下では、暑い、暑いよ、暑すぎる! BBQでもやりたいとこだけど、烈な熱でグロッキーになりかねないから、も少し涼しくなったらね……。至って賢明な判断ですが、そんなお悩みをぶっ飛ばすのが、文明の利器たる“家電”!
本特集のトップで入場するのは、かのシャークが開発した最新サーキュレーターファンです。家電に詳しい方ならご存じかもですが、シャークは強力なスティック型掃除機で知られるアメリカブランド。同国の掃除機シェアNo.1の猛者であり、掃除機のモーターで培った技術を転用して新たなリングに打って出たのがこの商品なんですね。
アメリカンな顔つきにグッと来ますが、機能面も本格派。ワンタッチで取り外せるコードレス仕様で、コードレスでも最大24時間運転という懐のデカさはザッツアメリカンといったところ。リビングだけでなくキッチンや脱衣所、はたまたベランダなど、シーンに合わせて屋内でも屋外で活躍します。
屋外? そう、本機とライバル製品との大きな違いが、屋外でさらなる真価を発揮するところ! 水を入れたミスト用の専用タンクに接続すれば、細かな水粒子が風に乗ってシャアァァァーーッ。コードレスでも最大20m先まで風が届く風力と、天下無双のミストによるダブルの涼効果で、比類なく、群を抜いて、圧倒的に涼しいッ!
実験によると気化熱で最大6.7℃も涼しくなるとのことで、苛烈な米国の炎天下でチャンピオン級の働きを誇った実績はダテじゃなし。このパワフルさでも静音設計、昼寝にも支障ナシという点も実に優秀な、まさに天下無双の逸品!
もちろん屋内でも扇風機及びサーキュレーターとして八面六臂の大活躍。特にサーキュレーターとしての用途を考えれば、換気や空気を循環させて冷暖房効率を上げるなど、トータルの光熱費を考えればすぐにモトが取れるのでは? サーキュレーターはまだ持ってない。そんなご家庭にも、ぜひ!
天下“霧”双
Shark[シャーク]
フレックスブリーズプロミスト
コードレスにも変身して自在に持ち運べる、米国メーカー発のサーキュレーター。コードレスでも最大24時間駆動するため、日帰りのレジャー程度なら余裕でこなす。左右180度の首振り機能付き。上下角度調整55度。IPX5防水。耐UV仕様。写真はミスト用タンク付きのモデル。W35.5 × H93.4 × D36.9cm。3万4980円(シャーク)
クリニックや動物病院でも使われるスゴ腕のマシンがミニマム級に!
コロナ禍を経て実感したこと、それはキレイな空気の尊さ。今夏、空間除菌脱臭機のミニマム級王者最右翼がお目見えします。まるでシュレッダー? なコンパクトボディが放つのは、次亜塩素酸。そう、コロナウイルス除菌でも話題になったアレです。
といってもそこはパナソニック、誰しもが簡単&安全に使える仕様になっており、本体内の給水タンクに専用の塩タブレットを投入するだけ。
電気分解を利用することで、水が切れるまで新鮮な次亜塩素酸水溶液を作り続けるんですね。だからペットの排出物や焼肉焼魚の料理臭、はたまた部屋干し時のニオイ菌の除菌も! それがA4サイズ未満の設置スペースで叶うなんて、いやはや家電って見かけによらないものですね~。
キレイな空気をご所望ならA4サイズあればええよん
Panasonic[パナソニック]
次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ
W28 × D18.5cmという従来比約1/3(同社F-MV4300体積比)の設置面積で、18畳までの空間を除菌消臭(本体高45cm)。ウイルスの抑制やHEPAフィルターによる集塵機能もあり。実勢価格7万6230円前後※編集部調べ(パナソニック|空質・電池・暖房|ご相談窓口)
蒸す × 焼くの合わせ技で誰でもシェフに!
チャーシューなど、ジューシーなグリル料理って家庭での調理は結構面倒。本格コンベクションオーブンが欠かせなかったり、コンロでやるには火加減が難関だし、おちおち目も離せません。たまにの贅沢、でもたまになだけに実戦不足ゆえ、奮発して買ってきたお肉が美味しく仕上がらなかったら……失神KOモノです。
その点、楽チン調理家電で名を馳せるレコルトの新作は実に革命的! 兼ねてよりノンフライヤー(油を使わず、高温で揚げ物を調理できる家電ね)として好評だった機器にスチームという新技がプラスされたんです。
ノンフライヤーに欠かせない熱風対流エアーオーブン装備を活用し、ボイラーで蒸気を作って庫内へと送り込み、対流させる「ハイスチーム調理」を実現。こんがりジューシーに仕上がるとのことで、普段料理をしない編集部員が試してみたところ、ご覧の通りパリッと炙り目のついた香ばしい焼豚が、スッと切れるとろけ具合で……ウマッ! 我らアマチュアのアナログな調理法ではおいそれと実現できない、ビストロ級の味が期待できるんです。必要なのは電源だけ!
もちろんノンフライヤーとしての調理機能も搭載し、さらにはノンフライとハイスチームの連続コンボも可能。だからコツさえ掴めば焼きいもや鯛めしなどもほぼほったらかしでパリッと仕上がる。料理の幅も広がりまくり、もはや常軌を逸してるレベルです。……蒸気は逃さないんですけどね!
蒸気を逸してます……
récolte[レコルト]
ハイスチーム エアーオーブン
ラクして食事を格上げするノンフライヤーにスチーム調理モードをプラスした最新作。潤い熱風で極上の火入れができるから技いらず。チャーシューのような焼き料理はもちろん、蒸し料理や低温調理も可能。キッチンが汚れないのも、W23.0 × H28.5 × D37cmとコンパクトなサイズ感で台所に追加しやすいのも願ったり叶ったりだ。2万9700円(レコルト)