「帽子とメガネはバランス重視」トゥモローランド・川辺さんの“軽やか”コーデ術【帽子とメガネのお作法】
【“誰でもすぐお洒落♪”な魔法のコンボ】
とかくお洒落は難しい。どうせなら手っ取り早くお洒落になれたほうがよくない? そんなモノグサ型の同胞にオススメしたい、お洒落さんへの近道が「帽子×メガネ」! セット使いすることでグッと玄人感が増すんです(ヒゲもお好みで♪)。「帽子とメガネといえば!」な方々に、重くなり過ぎずに洒落て見える、各人の作法やモノ選びのコツ、ときどきヒゲトークを伺ってきました。
「帽子をかぶるときはメガネを抑えめに」
トゥモローランド バイヤー
川辺圭一郎さん
ドレスからヴィンテージまで精通する目利き。30代にさしかかった4年ほど前、自身のエッセンシャルな服や靴が整ったことから、装いの予算はメガネにシフト。メガネを使い始めた4年の間で、20本もの多彩なフレームを買い揃え、スタイルに欠かせない存在となった。
帽子を使うかどうかはメガネとのバランス次第
「数年前から乱視症状が出てきて、メガネが必需品に。それからすっかりメガネにハマりました。帽子とセットで使うときは、ほぼ休日。メガネは服装ありきで選び、帽子はメガネとのバランスでかぶるかを決めます。」
「帽子×メガネはキャラが濃くなりがちなので、メガネ自体なるべく主張しないモノを。帽子をかぶるときは一段と気を遣います。今日はフレンチなスタイルに相性よく、春らしく軽快なマイキータのメタルフレーム。クラシックなハンチングもニット素材で抜け感を。軽やかさ重視がお作法ですね」
KAWABE’S FAVORITE SET
ソラリスのハンチングキャップ + マイキータのワタル
「ワタル」は極限の細さ、0.5mmステンレスのリムでミニマルな印象。ゴールドのリムに、テンプルはブラウンで温かみもあり、古着とも合わせやすい。ソラリスのハンチングはクラシカルなメガネ、服と品よくかぶれるのが気に入ってます。ハンチング、メガネともに本人私物。
KAWABE’S ANOTHER SET
ヘッドニストのナチュラル・リノ + レスカのセルフレーム
ヘッドニストは川辺さんがバイイングを手掛けた仏の名門ファクトリー製。ナチュラルなリネンキャップと、レスカの薄いピンククリアフレームの馴染みがよく、フレンチエレガンスを感じるコンビネーションに。キャップ2万5300円(トゥモローランド) メガネは本人私物。
ヒゲもメガネをかけ始めた頃から伸ばし始め、口上が3mm、アゴヒゲが6mm。自分好みのメガネとの相性も、これ以上もこれ以下でもない、ちょうどいいバランスかなと思ってます。毎日この長さにシェーバーで整えてますね。
※表示価格は税込み
[ビギン2025年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。