昭和と聞けばコレを思い出す!? 音楽体験を変えた世紀の傑作品・ソニーのウォークマン
昭和元年から数えると、2025年は昭和100年の年。流行りのアナログ回帰もあるいま、火力高めなこの時代を鮮やかに彩ったモノ、コト、ヒトをビギンの独断と偏見で一挙選抜。当時の輝きをふり返っちゃいます!
MUSICにまつわる昭和文化学
生活を一変させたソニーのウォークマン
昭和と聞いてまず思い浮かぶモノは? 今回聞き込みを行ったところ、冒頭の質問に複数の業界人から同じ回答が! 回答とはズバリ、昭和54年に発売されたソニーの「ウォークマン」です。
リゾルトの林さんは「音楽が歩きながら聴ける。画期的でした」と語り、Pt.アルフレッドの本江さんからは「3万3000円と当時の家賃の2倍の値段でしたが、すぐ飛びつきました」と、誕生当時の衝撃を伝えるリアルな証言をいただきました。
「外で音楽が聴けたとき、衝撃を受けました」
リゾルト デザイナー 林 芳享さん(昭和31年生まれ)
「当時家賃の倍の価格でしたけど、後先考えず買っちゃいました!」
Pt.アルフレッド 店長 本江浩二さん(昭和35年生まれ)
実際、世界の見え方を一変させる、まったく新しい音楽体験の扉がパッと開いた瞬間だったといいます。今やインフラのように誰もが音楽を携帯していますが、その元祖としてのウォークマンは、紛れもなく昭和の日本が生んだ世紀の傑作品だったと申せましょう。
Sony[ソニー]
NW-A300シリーズ
コレが45年後の進化の現在地! ソニーが誇る独自技術やAI技術により、CDやストリーミングを含む様々な音源を高音質に再生。4万6200円(ソニー買い物相談窓口)
※表示価格は税込み
[ビギン2025年2月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。