連載 フィッシング × ファッション=“FISHION(フィッション)”
「デニム × スニーカー」が大好物というバスプロが足元のオシャレにこだわるのは?
一昔前まではオジ趣味筆頭だった釣りですが、今は釣りファッションが市民権を得るなどだいぶ潮目が変わってきた模様。というわけで、本連載ではフィッシング×ファッション=“フィッション”と命名。釣り人と洒落者の顔を併せ持つアノ人の「釣りと服」のちょっとイイ話を、釣先案内人の河原塚さんとレポートします!

ゲストリスト セールスマネージャー
[釣先案内人]河原塚 恒太さんさん
人気デニムブランドを数多くプロデュースするゲストリストのセールスマネージャー。プライベートでは2児の子育てに奮闘しつつも、時間を見つけて趣味の釣りに繰り出すサンデーアングラー。/p>
茨城県は鹿嶋市・北浦の最下流部に構えるマリーナ。他にも霞ケ浦や利根川など、あらゆるフィッシングポイントにアクセス抜群!
[SPOT]B-GETS
[DATETIME]8/10 8:30〜
[WEATHER]☁(くもり)
[TEMPERATURE]31度
[TARGET]ブラックバス
昔からデニム × スニーカースタイルがマイ定番。バスプロがオシャレにこだわれるのは足元しかない!
バスプロ 三原直之さん
鳥取県出身の33歳。国内最高峰カテゴリーのトーナメントに所属していたが昨年末に引退を発表。今は全国各地を釣り歩き、ルアープロデュースに注力している。
河原塚(以下、河): 今回のゲストはバスプロ三原さんです!
三原(以下、三): よろしく!
河: 三原さんとは以前こちらからのオファーで商品企画の打ち合わせをした以来ですね。ご無沙汰しております。
三: 早速穿いてるよ~、一緒に開発中の「ニードバイヘリテージ」のデニム。
河: ありがとうございます!(笑) 今日穿いて頂いているデニムは、釣りのシーンを想定した試作型で、今日はそのフィールドテストなんですよね。
三: ストレッチ性、シルエット、色、全てお気に入りです!
河: ディティールからこだわりまくった分、語りはじめたら取材終わっちゃいますね! また紹介は別の機会にってことで(笑)。ところで、普段の釣りでもデニムはよく穿くんですか?
三: 穿きますよ! ただ穿くシーンはボートより陸っぱり(=陸からの釣り)の方が多い気がする。生地が丈夫な分、藪漕ぎする時は特に頼りになるよね。あとは釣りってルアーを替えたりとか膝をつくシーンが結構多くて。そんな時もデニムだと安心だよね。
河: もともとワークウェアの背景もあってか、動きのあるバス釣りには意外と向いているんですよね~。
三: そう、ちゃんと用途として機能しているのも気に入ってる理由の一つ。あと僕は学生時代は関西で過ごしたんだけど、昔からヒップホップ好きで、アメリカ村のクラブによく通ってて。そういうカルチャーに触れてきたから、デニム×スニーカーは大好物!
河: デニムで昔から好きなブランドってありますか?
三: 特にこだわりがあるわけではなくて、ふらっと古着屋に入って気になるデニムを買う感じかな。最近は、今日みたいなリラックスしたフィットが気になるくらい。
河: 手に取ったデニムをさらっと着こなすイメージが思い浮かびます(笑)。じゃあデニム以外のファッションのこだわりって?
三: やっぱりスニーカーが好きで何足も収集してます(笑)。プライベートでは好きな服を着て好きな釣りをするんだけど、仕事となるとスポンサーのロゴが入った服を着用することが多くて、お洒落にこだわれる部分は足元しかないんですよ。昔は釣りの番組にも出てて、ギャラを前借りしているつもりでスニーカーを買っては毎回出演する度にスニーカーを替えてたくらい大好物!
三: ジョウンド×ニューバランスのレアモデルで、どうしても欲しくてツテを辿って手に入れたお気に入り(笑)。デザインはもちろん、ゴアテックスやシューレースロックだったり、釣りに持ってこいの機能性も最高だよね!
河: 今日履いているスニーカーもあまり見ないニューバランスですね! 何かのコラボですか?
三: ジョウンド×ニューバランスのレアモデルで、どうしても欲しくてツテを辿って手に入れたお気に入り(笑)。デザインはもちろん、ゴアテックスやシューレースロックだったり、釣りに持ってこいの機能性も最高だよね!
グレーとブラックでまとめられた、シックな2トーンが洒脱! デニムとの相性も抜群だ。現在は販売終了
河: 僕もニューバランス何足も持っているけど、これは欲しい……(笑)
三: お、キタ!
河: おぉ! 竿めっちゃ曲がってる!
Fish ON!
三: 残念……! キャットフィッシュ(=ナマズ)でした~。バスじゃないからリリースだね。
河: とはいえ良い画が撮れましたね! さすがプロ!
三: 次はバスを釣って誌面にドーンと載せたいね。またお誘いください!
河: 是非またご一緒しましょう!
スミスオプティクスのサングラスもお気に入り。釣りにも普段使いにも、キャップにもハマる!
今買える【俺の一本釣りギア】
スミスオプティクスのロウダウン XL 2
「釣りをするうえでの機能性はもちろん、普段使いもイケるデザインが気に入ってます!」と三原さん。原材料はリサイクルペットボトル100%という、環境への配慮もリスペクトも強く感じるモデルだ。3万3000円(エス・エム・ジェイ)
※表示価格は税込み
[ビギン2024年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。