4つのキーワードで差が付く! 半歩先の暗記パン(ツ)
攻めのデニム作りに長けたブランドを教材にして、パンツ煩悩を解消できる最先端デニムのキーワードを、しっかり覚えておきましょ。
デニムをより大人っぽく穿くなら…
「Gray gradation」
DENHAM/デンハムのレイザー 3YG
ブルーデニムは安心感があってイイのはわかってる。でも、もう少し洗練されたモノってないの?とお悩みの方には、加工のスペシャリスト、デンハムが手掛けるグレーデニムが模範解答。
”ブラックデニムを3年穿き込んだ風合い”を目指して加工されたスリムジーンズは、ユーズドものにありがちな土臭さとは無縁で洗練された印象に。3万円(デンハム ジャパン)
グレーのフェード感が“品”と”色気”を両得
マッキントッシュの靴2万7000円(マッキントッシュ青山店)
女子の間で人気のカットオフデニムを穿くなら…
「Black cut off」
SCYE BASICS/サイベーシックスのブラックデニムカットオフ 5ポケットパンツ
目下、半歩先行く女子に人気のカットオフデニム。で、この攻めのアイテムをベーシックと位置づけて継続展開しているのが同ブランドだ。
タテヨコともに硫化染めした糸を使用して織り上げたブラックデニムなら、カットオフにありがちなチャラさとは無縁。
旬のワイドテーパードシルエットと相まって、上級者のユルさのみを際立たせられるはずだ。2万2000円(マスターピースショールーム)
カットオフのユルさを黒が精悍に引き締め
モノトーンでシックに合わせる
トレンド感MAXのビッグシルエットTとの相性もバツグンだ。ブロードキャスト ザ メッセージのカットソー9200円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) スノーピークの帽子3800円(スノーピーク) ノース ワークスのバングル2万2000円(HEMT PR) ティンバーランドの靴2万5000円(ティンバーランド/ VFジャパン)
トレンドのタックインに挑戦するなら…
「Only for tuck in」!?
WESTOVERALLS/ウエストオーバーオールズの806T
ともするとオタクっぽく見える危険性もはらむ魅惑の技、タックイン。本来は上級者向けのテクだが、今作に頼れば誰でも玄人感を演出できるんです。
というのも、腰回りがスッキリ見えるようにウエストバンドを省略したり、シャツの滑りを抑えるゴム製マーベルトを備えたりと、タックイン専用!? と思っちゃうような趣向が凝らされているのだ。
お洒落巧者の旬技も、これなら挑戦してみる価値アリ! 1万9000円(エディフィス ルミネ横浜)
無策にインしても洒脱に魅せられる!
マーベルトとサスペンダーループも完備
デニムでもっと攻めたいなら…
「Many crafts」
HYSTERIC GLAMOUR/ヒステリックグラマーのテーパードデニム
手作り感のあるパッチワークに始まり、クラッシュ、プリント、カットオフとさまざまな技法を駆使して、長年穿き込んだようにデニムをカスタマイズしていく。
そんなジーンズならではのロマンを体現しているのが、ヒスのお家芸ともいえる加工デニム。
ナチュラルなアタリといい、センスフルなクラッシュといい、パンツを軸とした着こなしにも最適な力作だ。3万4000円(ヒステリックグラマー)
種類の異なる加工技がデニム巧者のこなれ感を演出
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年7月号の記事を再構成]
写真/大嶽恵一、穂苅麻衣(BOIL) 上野 敦、船元愛美(プルミエジュアン) 小尾淳介 文/いくら直幸 秦 大輔 黒澤正人 桐田政隆 トロピカル松村 押条良太(押条事務所) 今野 壘 宮嶋将良 吉田 巌(十万馬力) 礒村真介 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/TOYO(Bello) イラスト/TOMOYA daisketch