【Ramuda(ラムダ)など】酷暑対策として、もはや常識!?な「日傘」3選
飛び道具? 否、酷暑の日本ではジョーシキです!
定番品に代表される昔ながらの良さもあれば、考え方のアップデートが必要な事物もある。でもさ、こと“快”にまつわるアイテムは最新の評判モノがやっぱり買い! キワモノ扱いを卒業するのは、今だ。
迷わず頼れよ、頼れば分かるさ!
夏のウルトラ“C”「日傘」
今やその存在を認識していない人こそ少なくなりましたが、使っている人とそうでない人との間にベルリンの壁的な分断があるこのアイテム。でもね、ジワリ浸透してきている(=一過性のブームじゃない!)のは確かな口コミに支えられているからなんです。
日傘のエビデンスに関しては上で書いた通りですが、地球の熱はそもそも太陽から来ています。日照時間が少ないから冬になるワケですし、炎天下でついつい日陰を探してコース取りするくらいなら、ハナから日傘でパーソナル日陰を作るのって理に適ってない?
今季(2023年春季)も変わらず、早い人はもう入手してます
三越伊勢丹 新宿紳士商品部 バイヤー 杉田修平さん
紳士向けの晴雨兼用傘コーナーを設けて久しいですが、その効能を知っている人、気づいている人には既に定着している感があります。今年(2024年)も既に昨年(2023年)並みの売れ行きで、やはり遮熱・遮光効果のある生地のタイプから動いていますよ。
PICK UP
日陰は体感温度が7度下がる!
Ramuda[ラムダ]
甲州織 晴雨兼用傘
傘生地の産地・山梨の甲州織を用いて、涼しげなシャンブレー生地のコンパクトで持ちやすい1本に。裏には黒色ポリウレタン加工を施し、99.9%以上の遮光を実現している。内側が黒なので紫外線の照り返しも吸収してくれる。Φ94cm。1万5400円(伊勢丹新宿店)
ビジネスマンにも◎なグレンチェック柄
ほかにもある! GOODな日傘
英国王室ご愛用の名門謹製
FOX UMBRELLAS[フォックス・アンブレラ]
英国屈指の老舗も晴雨兼用傘を作る時代。使い勝手のいい折り畳みモデルに、本来は長傘の持ち手に鎮座するアニマルヘッドを組み合わせた。Φ103.5cm、折り畳み時45cm。4万4000円(ヴァルカナイズ・ロンドン オンラインストア)
空気力学に基づき風ニモ負ケズ
senz[センズ]
ギアとして人目を惹くアシンメトリーな設計は、強風をいなす特許構造。風を受ける方向に自然と傘が向こうとするため、軽量なグラスファイバー骨でも破損しにくい。使用時95cm、折り畳み時28cm。9900円(ビギンマーケット)
雨風を防ぐわけではないので、上図の1本のように広すぎないモノも多い。とはいえ人込みでは最大限の注意が必要。ラッシュ時の通勤経路でガバッと広げるウルトラCな所業は、さすがにご遠慮されたし。
※表示価格は税込み
[ビギン2024年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。