イマ本気のスカジャンが着たいンジャ!! 最新号5月号「㊙MADE in JAPAN大捜査!」特集は3月15日発売!
今回の特集は、「㊙MADE in JAPAN大捜査!」特集。
野茂が投~げれば大丈夫~♪と、ドジャースで背番号16が躍動。それがもはや約30年前のお話……。そして、令和真っ只中の今、大谷翔平選手が背番号17を背負って超躍動しているのはご承知の通り。お二人の背番号になぞらえるワケではありませんが、この30年間で大いなる「+1」があったとビギンは考えます。「日本で作られたモノ、それは最高の品質。そして最高に美しい」。今や世界でアタリマエに思われている、この意識こそ大いなる「+1」なんじゃない?と。都心に出れば、日本のプロダクトを求める海外の方とすれ違わない方が珍しい、くらいですし(笑)。だからこそ、さらにビギンは思うのです。今こそ、我ら日本人も今一度「メイド・イン・ジャパン」の名品を、そのスゴさを、しっかり理解すべき!と。モノ好きを自認する我らなら、なおさらでしょ? 日本人ゆえの繊細な作り、島国ニッポンの独特の美意識、今号は”日本製なぜスゴイ”を徹底的に掘り下げます。ってことで開催! 「㊙MADE in JAPAN大捜査!」時計、靴、服、日用品……et c.オールジャンルで絶対に知っておくべき”ニッポン銘品”を裏話なんかも交えながら紹介。
ということで、今回は久しぶりに着たい本気のスカジャンを紹介です!
久しぶりに……本気のスカジャン着たいんじゃ!
街でもチラホラ見るし、最近マジで気になるスカジャン。久しぶりにという人、ビギナーという大人も、どうせなら本気のスカジャンを着たい! ということでスカジャンの聖地・横須賀にて昭和25年創業、ドブ板通りのスカジャン専門店「ミカサ」の店長・一本さんに選びのキモを聞いてみました。モノ&服好きの皆さんも必見ですよ!!
まず超簡単にスカジャンの予備知識をおさらい。発端は戦後、駐留した米兵から「日本に来た記念に、俺のジャケットに日本っぽい刺繍をして」とお願いされたこと。これが米兵の間で流行した。それを見た日本人はベースボール型のジャンパーに刺繍を入れ、お土産服として米兵向けに売り出したところ大人気に。てのがスーベニアジャケット、のちの日本でいうスカジャンの成り立ちです。で、一本さん、どこを押さえると本気のスカジャンを着られます!?
「スカジャンは日本で最初に生まれた洋服と言われています。まずは、リブやジップまでオリジンを忠実に再現している日本製を前提にしては?」
スカジャンはサテン生地のジャンパーに、オリエンタルな刺繍が入ったモノと定義していいのでしょうか?
「そうですね。別珍もありますが、基本はサテンです」
そうした形が確立されたのはいつ頃ですか?
「40年代後半からと言われています。当時、米兵には米国の国鳥である鷲、強さの象徴の虎、海軍に支持された水神・龍のモチーフが人気でした。なのでこれらの刺繍を基本としましょう。あとは高級感のある生地。当時は物資統制下でシルクは使えず、シルクに似せたアセテートのサテンで米兵の心をくすぐりました。ポリエステルだとチープに見えるので、滑らかでドレープのある生地も本気なスカジャンと覚えるべきですね」
日本製&50年代リスペクト&シルキーな生地、が目利き!

他にも浅草の革靴や日本製リーバイスなどをご紹介しております!気になる……!という方は、是非Begin5月号を手に取ってみてくださいね。
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ビギン編集部 アンドウ
父親から譲り受けたスカジャンを手放してしまったことを今でも後悔。これを機に大枚を叩いてでも一張羅のスカジャンが欲しい!!