出自がホンモノにこそ価値がある、骨太アウターを探せ![Part4]
絶対に失敗したくない「価値あるアウター」
「価値あるアウター」てなによ? それはズバリ「自分の趣味趣向」に合っていて“使えるじゃん”と心の底から思える一着のこと。 炭鉱夫や軍人など、その道の従事者が重宝したアウターもまた価値あるモノの真髄です。過酷な環境がゆえ質実剛健なアウターが集う、骨太アウターを紹介!
骨太アウターを探せ!
ベースはロクヨンマウンパ
元祖撥水生地の60:40の黄金比率
SIERRA DESIGNS[シエラデザインズ]
マウンテンパーカ2.0
山を練り歩くハイカーが着ているロクヨンマウンパ。綿とナイロンを60対40の比率で織り上げた撥水生地は、防水性がやや不足ながらもそこに愛嬌を感じさせる。新作は通常ナイロンをコーデュラナイロンに変更してタフに。4万4000円(アリガインターナショナル)
自然の魅力に浸る登山家たち
多ポケの機能美が宿って男心にグッと刺さる
Early Winters[アーリーウィンターズ]
フォトグラファーズジャケット
ネッシー発見!と熱心にシャッターチャンスを狙うカメラマン。往年のアウトドアブランド、アーリーウィンターズの代表作、フォトグラファーズジャケットはカメラの道具を入られるポケットが満載で、これ一着で手ぶら外出ができる。5万7200円(マルベリー)
決定的瞬間を激撮!カメラマン
藪をかき分けるチャレンジャーの一張羅
Willis & Geiger[ウィリス&ガイガー]
ザ・ヘミングウェイ・ブッシュジャケット
アフリカ探検のドレスコード、サファリジャケット。高密度に織り上げられ、僻地でも快適に過ごせる「ブッシュポプリン」生地を採用し、サファリに明け暮れたヘミングウェイやアメリカのルーズベルト元大統領も魅了した。5万9400円(ユーソニアングッズストア)
サファリに魅せられた文豪・ヘミングウェイ
アラスカでも生き残れる無敵ダウンジャケット
WOOLRICH[ウールリッチ]
ロロ・ピアーナ ニューアークティックパーカ
凍土で作業員が着ているダウンは、70年代にアラスカに天然ガスパイプラインを建設する際に誕生したアークティックパーカの後継版。新作は伊のロロ・ピアーナ社のウールシルク生地を採用し、よりオンオフ兼用へと進化した。22万円(ウールリッチ 二子玉川店)
インフラ建設中のアラスカ作業員
※表示価格は税込み
[ビギン2024年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。