出自がホンモノにこそ価値がある、骨太アウターを探せ![Part1]
絶対に失敗したくない「価値あるアウター」
「価値あるアウター」てなによ? それはズバリ「自分の趣味趣向」に合っていて“使えるじゃん”と心の底から思える一着のこと。 炭鉱夫や軍人など、その道の従事者が重宝したアウターもまた価値あるモノの真髄です。過酷な環境がゆえ質実剛健なアウターが集う、骨太アウターを紹介!
骨太アウターを探せ!
官給品も担った海男のユニフォーム
FIDELITY[フィデリティ]
10Bピーコート
ピーコートを着て甲板にたたずむ海兵を見つけられたかな? 米国海軍に納入していた実績を持つフィデリティのピーコート。風向きが繁く変わる船上で、右前・左前どちらでも合わせられて防寒できる前合わせは、まさに機能服そのものだ。3万6300円(サンマリノ)
船上で寒さを凌ぐ歴戦の海兵
ベースはダウンなしシェル
過酷なヨットレースにも耐えるスペックを秘めたジャケット
HELLY HANSEN[ヘリーハンセン]
オーシャンバルドールインサレーションジャケット
ヨットを巧みに操る男が着ているのがコチラ。高い防水性と防寒性を誇る定番セーリングジャケットをもとに、中綿&ダウン搭載で保温力アップ。前身頃にSOLAS条約(海上人命安全条約)準拠の反射材を施しているのも骨太たる所以だ。7万1500円(ヘリーハンセン原宿)
大洋を横断するヨットセーラー
地元漁師に親しまれた生ける工芸品
INVERALLAN[インバーアラン]
3Aランバーカーディガン
沿岸の漁師が着ている英国発祥のケーブルニット。未脱脂の羊毛で防水防風性に富み、漁師を北海から護ってきた。完全スコットランド製ではないが、今もインドにてハンドメイドは健在。今季のグリーンがより温もりを感じさせる。8万9100円(メイデンズショップ)
今日も大漁だ!地元を支える漁師
別記事でも骨太アウターを紹介
チャリでもムレないアウターは?こちら
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※表示価格は税込み
[ビギン2024年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。