出自がホンモノにこそ価値がある、骨太アウターを探せ![Part2]
絶対に失敗したくない「価値あるアウター」
「価値あるアウター」てなによ? それはズバリ「自分の趣味趣向」に合っていて“使えるじゃん”と心の底から思える一着のこと。 炭鉱夫や軍人など、その道の従事者が重宝したアウターもまた価値あるモノの真髄です。過酷な環境がゆえ質実剛健なアウターが集う、骨太アウターを紹介!
骨太アウターを探せ!
バイカー愛用はダブル仕様の「617」
星形スタッズこそがツッパるオトコの勲章
Schott[ショット]
ワンスターライダースジャケット
走り屋の象徴であるワンスターは、多くのハリウッド俳優やミュージシャンにも使用されていた。バイカーはダブルの「617」をよく着るが、セミダブルのこちらは腰ベルトなどのディテールを排してマイルドに。14万8500円(ショット グランド ストア トーキョー)
ワイルドにキメる孤高のバイカー
経年変化も愛おしい荒野の防寒着
Lee[リー]
ストームライダー
名ジージャン“101J”の冬版“101JL”の後継として30年代に誕生したコチラ。デニムとブランケットライナーの二重仕様で嵐も乗り切れる保温性を有し、乾燥した荒野の寒さを凌ぐことができる。エイジングで愛着も倍増。1万9800円(エドウイン・カスタマーサービス)
冷えた荒野に佇むカウボーイ
汚れから身を守る清掃着がむしろお洒落だった!
YAMO“THE UNIFORM”[ヤーモ“ザ ユニフォーム”]
ダスターコート
街の美化に勤しむ清掃作業員。着ているのは創業1898年から英国製を堅守するワークブランド、ヤーモのコート。画家も重宝していた作業用コートで、その質実剛健さゆえファッションアイテムとして親しまれている。3万9600円(グラストンベリーショールーム)
街の美化に勤しむ清掃員
氷点下でも凌げる本格的な働くアウター
Cook man[クックマン]
フリーザージャケット
寒~い冷凍倉庫で作業する男が着ているのは、クックマンのダウン!? 肉や魚などを卸す冷凍倉庫作業員に向けたもので、防寒性はもちろんタフな防水ナイロンでハードな仕事も耐え得る。胸ポケにIDカードも収納できるリアルワーク着だ。2万680円(バディーズ)
肉や魚を卸す冷凍庫作業員
別記事でも骨太アウターを紹介
一枚袖トレンチでダンディに!?こちら
骨太アウターを探せ![Part3]はこちら
※表示価格は税込み
[ビギン2024年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。