個性派コートの代表例イーヴォでいいぞ
絶対に失敗したくない「価値あるアウター」
「価値あるアウター」てなによ? それはズバリ「自分の趣味趣向」に合っていて“使えるじゃん”と心の底から思える一着のこと。 令和の今。週7での活躍を望む!なら……
バサリと羽織るだけで即、今らしいムードに導く
仕事&生活スタイルの変化に加え、好まれる服のテイストも“エッジの効いたカッコ良さ”から、“優しく中性的なほっこり系”にシフトしている令和の今。週7で活躍する価値あるコートとはどういうものか? 編集部で検討した結果、導きだされた結論が「これは……イーヴォがいいぞ」でした。
2ボタンのダブルブレストというデザインは、週7コートの定番たるステンカラーと比べてクセが強く感じるかもしれません。しかしこれがノータイでゆるっとジャケットを着るような今どきのビズスタイルに超シンクロ。
もちろんスーツをビシッと着込んだときには紳士の品格を醸してくれ、休日カジュアルもエレガントに格上げと、オンオフに大活躍するんです。
これは、個性的に見えて全体のデザインをミニマルに徹していること、さらにはカチッと感皆無の柔らかな仕立てや、バサッと羽織ってキマるゆとりあるシルエットなどの効果でしょう。
それでいて幅広ラペルや上質生地特有の美ドレープが、さりげなく大人なニュアンスを演出する、なんとも絶妙な塩梅の一着。毎日のコート姿を新鮮に見せたいならコレです!
hevo[イーヴォ]
ブリンディジ
ビスポーク品質とモダンな見映えを両立した独自のコート作りでファン増殖中の、伊の新鋭が手がけるロングコート。綺麗なグリーンの生地は、ウール80%×ナイロン20%の柔らかメルトン。軽く、撥水性も備える。13万2000円(トヨダトレーディング プレスルーム)
背中に現れるニュアンスも個性的で“映え”ポイント
[LIGHT BUSINESS]堅苦しくないシルエットがジャケットスタイルに合う
タリアトーレのジャケット15万4000円(トレメッツォ)フィリッポ デ ローレンティスのニット3万8500円(トヨダトレーディング プレスルーム)ジャブスアルキヴィオのパンツ3万4100円、エンツォ ボナフェの靴13万2000円(ビームスF)眼鏡など、その他はスタイリスト私物。
[DRESS BUSINESS]正統派スーツに合わせて品格ある大人をアピール
ブルックス ブラザーズのスーツ12万1000円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)ビームスFのシャツ1万7600円、アスコットのネクタイ1万1000円、トフアンドロードストーンのバッグ5万3900円(ビームスF)オールデンの靴18万2600円(ラコタ)
「CASUAL」ニット上に直接羽織ってキレイ目な休日スタイルに
シップスのニット1万4960円(シップス 銀座店)セラー ドアーのパンツ4万8600円(アントリム)パラブーツの靴9万6800円(パラブーツ青山店)ジョシュアエリスのマフラー4万9500円(グリニッジ ショールーム)
※表示価格は税込み
[ビギン2024年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。