Nov-11-2023

絶滅危惧な100年前の起毛機でかけたふわもこ♡ループウィラー⁉ Begin12月号は現在発売中

現在発売中のBegin最新号12月号は「絶滅危惧服」特集です!

遠い昔、はるか彼方の海のどこかで……(ってこれは某名SF大作のおなじみの始まり方ですが笑)、
銀河系ではなく地球上で、海から始まりあらゆる生命は繫栄と衰退を繰り返しながら命を繋いできました。残念ながら息絶えてしまったり、今もなお存続を懸け闘っているのが、「絶滅危惧種」。
じつは、服にも「絶滅危惧」なアイテムがあるのです!
本場の地で作れなくなってしまうもの、素材の確保が難しいもの、
作り手の高齢化で存続が危ういもの、そもそも数を多く生み出せないもの、
世界情勢が理由で突然買えなくなるもの、、、。
本特集は、そんな希少な服をカテゴリー別に紹介しています!

今回は、100年前(!?)の起毛機でかけた超絶ふわもこループウィラーをちょい見せ!


100年前の起毛機を動かしてみたら……

お馴染みループウィラーの鈴木代表が昨夏に訪問したのは、和歌山にある豊染工なるファクトリー。懇意にしていた起毛屋さんが事業を畳むからと、100年前の起毛機を譲り受けた、という話を小耳に挟んだことがきっかけでした。いざその100年起毛機を動かしてみると、見たこともないフワモコの裏起毛が出現! この手法へのチャレンジを決意したのです。

ヴィンテージの起毛機により、フワッモチッな弾力のある裏起毛をかけた吊り編みスウェット。ベースボディはLWライトで、1年超の試行錯誤を経て今秋ついに製品化! 2万7500円(ループウィラー千駄ヶ谷)

希少素材 100年起毛!

幻の100年起毛機を掛けてみると、毛足の長い緻密な起毛とはひと味違うフワモコの起毛に。基本的に裏起毛をしないループウィラーも惹かれた、モチッとした風合いが味わえる。

吊り編みスウェットの風合いを活かすため、通常は裏地をループのまま製品化するループウィラーすらも翻意させた100年起毛。ただしこの起毛機は運転が難しく、編みの達人たちの熟達を持ってしても、今後安定して動かせるかは自信ナシ、とのこと。今あるうちにその肌で味わって欲しいのです。

他にも100年前と同じ製法で作られた生地で仕立てた麻布テーラーのスーツなど、希少素材を使ったアイテムが登場します。気になる……!という方は、是非Begin12月号を手に取ってみてくださいね。

 

 

●Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B0CHFDMZ36

ビギン編集部 アンドウ

イマ一番狙っている希少素材はべっ甲。この前展示会で見たべっ甲眼鏡に一目惚れし、買えばよかったと後悔している。

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