特集・連載
コレがないと困る! 旅は道連れ道具10選
とことん使える一生モノ また値上げぇ~!?と、こっちが音を上げてしまいそうな昨今の日本経済……。でもしょげてばかりじゃいられない。モノ好き賢者の成功体験を聞きながら、結局得する「一生モノ」をオールジャンルで紹介します。 この記事は特集・連載「とことん使える一生モノ」#10です。
リベンジトラベル気運が高まる中、改めて自分の旅道具を見直したいという人も多いはず。賢人の溺愛品を参考に、旅と人生の記憶を刻むに相応しい逸品を見つけてくださいませ♪
①サンカッケーのウォレット
「肩掛けできるカスタム財布は呑んだくれてもOK♪」
フランス・デュプイ社の高級レザーを使用。ロザリアプロダクトの細野氏によるハンドメイドで仕上げられている。財布、ストラップ合わせて約4万円で購入。
松尾芭蕉の句を聞いて松島へ行ったことも。思い立ったら即出発派
GMT PR
三浦由貴さん
明日時間があるなぁと思ったら、ふらっと旅に出ることがしばしば。ローカルのご飯とお酒を楽しむのがこだわりで、その際に重宝しているのがこちら。
小銭、札、カード入れや外装のレザー、ストラップの組み合わせが選べるファッショナブルな財布は、サコッシュ感覚で肩に掛けて愛用しています。酔っ払って失くすこともないので、安心して旅の夜を堪能できますね。
②アンカリナーゼープのマルラオイル
「神の木が生んだ万能オイル これ一本あれば清潔感を担保!」
純度100%、100%未精製のケアオイル。美容に欠かせないビタミン類が豊富に含まれる。4950円(スタンレーインターナショナル)
某グルメサイトの「とんかつ百名店」をゆる~く行脚しています
Hanx PR プレス
寺井 仁宣さん
旅だとアレコレ持って行きがちですが、できれば荷物は少なくしたい。それはケアアイテムも然り。僕の場合、肌から髪のケアまで使えるこのオイル一本あれば十分です。
アフリカ南部に生息する“神の木”と呼ばれるマルラの木の実から採れる未精製オイルは、オリーブオイルの約10倍もの天然美容成分が含まれているそう。夏なら日差しによる乾燥からも肌を守ってくれます。
③パナソニックのポケットドルツ
「見た目はまるでボールペン 持ち運びやすさは抜群です」
微細な音波振動により、素早く汚れを落とすことができる電動ブラシ。本江さんは歯間用ブラシを装着して愛用。実勢価格3000円前後(本体)※編集部調べ
見た目はまるでボールペン
年に数回は必ず東北の工場さんを廻る「みちのくひとり旅」へ
Pt.アルフレッド 店長
本江浩二さん
歳をとる毎に歯の悩みも増えました。医者からのアドバイスで、出張先でも入念に歯間ケアをするように。
いろんなブラシやフロスを試したけど、どれもゴミが出たり見た目が悪かったりで、行き着いたのがこの電動歯間ブラシ。持ち運びやすさは勿論、客先で鞄から落ちて焦った時、ペンに見えたのか誰にも気づかれないということがあり、頼もしく感じています(笑)。
④イーグルクリークのパックイットシリーズ
「スマートに荷造りできるパッキングケースの元祖」
平戸さん使用分の後継モデルは現在も販売中。パックイットリヴィールキューブS/1760円、M/1980円、L/2420円(エイアンドエフ)
47都道府県制覇に妻と挑戦中! 現在25クリア
A&Fカントリー本店 店長
平戸隆志さん
A&F歴25年、一通りのアウトドアは遊び尽くし、最近は日本のご当地グルメを味わうのんびり旅へシフト。とはいえ、荷作りでは長年使い続けるアウトドアブランドのギアを重宝しています。
このケースはメッシュで視認性がよく、また衣類をパンパンに入れても収まりやすい設計ゆえ、デッドスペースなく収納可能。さすが、トラベル用パッキングケースの元祖なだけある!
⑤CW-Xのアンドリカバリー 半袖シャツ・ロングパンツ
「疲れは旅の難敵だからHPが回復する魔法の服が必要です」
ワコールが展開するコンディショニングウェア。血行を促進し、筋肉の凝りの緩和や疲労回復の効果があるとか。Tシャツは8800円、パンツ1万1000円で購入。
音楽が好きで年に15回ほど国内外のフェスに参加
SOU STUDIO ディレクター
市之瀬 亮さん
フェス会場への移動や現地で盛り上がった後は、結構体力を消耗しています。そんなわけで、パジャマ代わりに着ているCW-Xのリカバリーウェアは必須。
特殊な繊維により遠赤外線エネルギーが体に輻射されるそうで、実際に着ていると心地よい温かさに包まれ血行が良くなるのを感じます。翌朝もスッキリ! 常に楽しい思い出を刻めるよう、今後も着続けたいですね。
⑥クロームのバラージ カーゴ バックパック
「バイクとコーヒーと海が似合う俺史上No.1のバッグ」
米・コロラド発のメッセンジャーバッグブランドで、前面に配したカーゴネットが象徴的。ストラップのリフレクターもバイカーには心強い。約2万円で購入。
三浦半島の秘境を開拓するのが毎月の楽しみです
珈琲焙煎士
山口 徹さん
オリジナルのコーヒーを作っているので、その撮影のためにバイクでよく海へ行きます。4年前に一目惚れしたクロームのバッグは、そんな日帰り旅にピッタリ。
完全防水を実現したタフなボディに汎用性に富むフロントネットの無骨さがツボで、コーヒー器具やギアを引っ掛けた姿もまた男心をくすぐられる。全く壊れそうにないので一生使い続けるだろうと確信しています。
⑦サウナボーイのサウナハット
「3コも常備したくなるほどサウナ好きに寄り添う逸品」
繰り返し使ってもヘタらない耐久性や、ファッションとしても使えるようにと型からこだわったデザインもお気に入りだそう。各色4950円(サウナボーイ)
約100軒のサウナで整いました 最近は銭湯サウナ推し
people showroom ディレクター
山田昭一さん
出張先では、サウナで心身を整えるのがルーティン。髪の保護のため愛用しているサウナボーイのハットは、サウナ好きとわかるキャッチーなロゴに加え、中綿入りで断熱性は高く、ポリ素材で水切れもいい。
サウナ後にフックできたりパッカブルにもなるスナップ式のストラップも便利。気に入りすぎて、近所の銭湯用、出張用、無くした時の予備と3つを常に持っています。
⑧オクトのシャンプー・リンス
「頭皮のトラブルも登山中のニオイとも無縁」
知人である美容の専門家に、市販ながら優れた殺菌成分が含まれていると教えてもらったそう。各320ml。いずれも実勢価格400円前後 ※編集部調べ
これまでに登った山は150座以上!
ザ・ノース・フェイス マーケティング
鰐渕 航さん
子ども時代、フケに悩まされたことがあって。その時オクトを使ってみたら嘘みたいに治ったんです。それから20数年、家でも外でも毎日コレでトラブル知らず。
また僕は頭部に汗をかきやすく、登山中なんかは帽子から汗が滴るほど(苦笑)。でもどれだけ汗ビチャになろうと、頭からオクトの石鹸の香りがすると妻に褒められるので、やっぱりどこへ行くにも手放せません。
⑨アンカーのモバイルバッテリー
「安心と信頼の急速充電力。僕の旅のセーフティネットです」
実勢価格は上からPowerCore 10000 PD Redux/3990円、PowerCore Fusion 5000/3590円、PowerCore26800/7190円 ※編集部調べ
海外は年5回も。出張であちこち飛び回っています
ニート デザイナー
西野大士さん
僕、極度の心配性なんです。仕事でしょっちゅう国内や海外に行きますが、今どきスマホがないと目的地にも行けないじゃないですか。ウーバーやタクシーアプリも使うし。
だから急速充電に長けたアンカーのバッテリーは何よりも大切。10回分充電できる大サイズ、給電&充電できる白のコンセント付きなど組み合わせて持っていきます。僕には欠かせない旅の生命線かな。
⑩レボマックスのボトル
「どんなロケーションでも美味しい飲み物を確保」
片手でたった1秒。簡単に開けられる操作性のよさも、荷物の多い旅先ではありがたいと濱松さん。266ml。4400円(コレド)
大の旅好き バックパッカーで世界一周も経験
アウトドア フリーエディター
濱松教道さん
普段の生活もですが、旅先でペットボトルは買わない主義。それに行く土地によっては安全な飲料水が確保できない場合もあるため、マイボトルはマストです。
なかでもレボマックスは、酒蔵の醸造タンクと同じステンレス材が使われ、苦手な金属臭がしないのがいい。36時間の保冷力に加え、炭酸水も入れられるので、旅の道中でも好きな飲み物でリフレッシュできます。
※表示価格は税込み
[ビギン2023年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。