特集・連載
ダッチオーブンレシピFILE ブイヤベース
入れるだけ~♪のダッチオーブンレシピ 今さら料理なんて無理無理。な~んて人ほど一度使えば絶対ハマるダッチオーブン。なんせ面倒な手間は一切ナシ。材料を鍋にブチ込んじゃえば、あとは鍋が勝手に美味し~く仕上げてくれるんですから! この記事は特集・連載「入れるだけ~♪のダッチオーブンレシピ」#10です。
今さら料理なんて無理無理。な~んて人ほど一度使えば絶対ハマるダッチオーブン。なんせ面倒な手間は一切ナシ。材料を鍋にブチ込んじゃえば、あとは鍋が勝手に美味し~く仕上げてくれるんですから! 小雀流簡単レシピに倣って作れば誰でも即プロ級の腕前に。食卓でもアウトドアでもヒーロー確実!!
圧力鍋効果で濃厚ダシが複雑怪奇に混ざり合う!
ブイヤベース
アクアパッツァが南イタリアの煮込みなら、こっちは南フランスの漁師鍋。いわば“ごった煮”。似てはいるけど、魚介類なら何でもブッ込んで、濃厚に混ざり合った複雑なダシを味わうのがブイヤベースの真骨頂。風味付けには、少々お高くても濃厚なダシに負けない、香り豊かなサフランを。
調理前
材料
・有頭エビ3尾
・白身魚の切り身1枚
・ムール貝6個
・ハマグリ6個
・生タイム 数本
・オリーブオイル50ml
・サフラン ひとつまみ
・塩 適量
1UP テクニック
サフランからの滋味深い黄金色を鼻と目で味わうべし
香り豊かで臭み消しにもなるサフランはブイヤベースに必須。スープの黄金色はサフランからのもので、見た目にも美味しくなるのだ。
作り方
1.エビは殻をむき、背わたを取り除き、塩水で洗って塩をふる。白身魚は一口大にカットして塩をふる。
2.ムール貝とハマグリの表面を洗い、ムール貝の足糸を引き抜き、上の材料とともに鍋に並べる。
3.タイム、サフラン、オリーブオイル、具材が隠れるくらい水を加え、中火にかける。沸騰したら弱火で10分ほど。貝が開いたら完成!
【POINT】殻むきが面倒でも有頭エビならダシがたっぷり
できあがり!
![](https://www.e-begin.jp/begin_cms/wp-content/uploads/2018/04/c_koto_1803_dutchoven_bouillabaisse_07.jpg)
![](https://www.e-begin.jp/begin_cms/wp-content/uploads/2018/04/c_koto_1803_dutchoven_bouillabaisse_08.jpg)
教えてくれたのはこの人!
小雀 陣二さん今回ダッチオーブン料理を教えてくれたのは、アウトドア料理人で、アウトドアコーディネーターの小雀陣二さん。三浦半島の三崎港近くでカフェ「雀家」を営む。著書も多数。
使ったのはこれ!
ロッジのサービング・ポット
Lodge Surving Pot
ダッチオーブンの本場、米国のNo.1メーカー。5mm厚の鋳鉄がもたらす蓄熱性はそのまま、コンパクトな本品は日常使いに最適。内径20×高さ7.1cm。7300円。
(問)エイアンドエフ
☎03-3209-7575
熱した鉄を型に流して作る伝統的な鋳鉄製
カフェ「雀家」
神奈川県三浦市三崎3-6-11
☎046-895-3075
※基本的に土・日・月曜の午後のみ営業。不定休につき、Facebookページで事前確認を。
[ビギン2018年3月号の記事を再構成]
写真/北生康介 文/間中美希子 礒村真介 イラスト/TOMOYA