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LYBRO ライブロのオーバーオール&ジャケット

キャンプへ行くと、オーバーオール姿の人を多く見掛けます。野良仕事にはうってつけですし、アウトドアを漫喫している気分になれるのもイイ。でもいかんせんアクが強く、考えなしに着ると野暮ったくなるきらいも……。

そこで提案。オーバーオールはキレイにも着られるよう、ジャケットとセットアップで揃えておく。ナイジェル・ケーボンが手掛けるワークウェアライン“ライブロ”のそれは、理想を絵に描いた選択。

[ザ・ワークウェアにならない]新ルール
01.オーバーオールはセットアップでキチンと見せる

LYBRO ライブロのオーバーオール&ジャケット

特有のアクの強さを中和するオリーブのセットアップ
ライブロの
オーバーオール&ジャケット

モチーフは1930〜50年代に英国の鉄道路線を敷いた肉体労働者の作業着と硬派ながら、雰囲気がじつにこなれているんです。柔らかなコットンのブロークンツイル使いが決め手で、よく見るとジグザグの織り模様が。

ワークでは珍しいオリーブもハマりがよく、セットアップで着ればご覧のとおりのお洒落無双ときている。オーバーオール未経験者もほら、俄然着たくなったでしょう? オーバーオール3万9600円、ジャケット3万9600円(アウターリミッツ)

マニュアル アルファベットのTシャツ9900円(エムケースクエア) パラブーツの靴8万300円(ビームスF)帽子、ショルダーバッグ、クーラーボックスW63×H42.4×D44.2cm。16万5000円(エイアンドエフ)。ソックスはスタイリスト私物。

[エレガントは持ち運ぶ]新ルール
02.ボルサリーノなのに丸められる

Borsalino ボルサリーノのアルジェンティーナ ラフィア

歴代のウェルドレッサーを彩ったかの品格を、アウトドアで
ボルサリーノの
アルジェンティーナ ラフィア

01.のスタイリングを見て、帽子の意外性に驚いた読者も多いかと。モデルが被っているのは、ジェントルマン御用達のハット名門、伊・ボルサリーノのもの。当然ですが、そこらのアウトドアハットとは品格がまるで違うでしょ? 

でも本品がさらに意外なのが、柔軟性に富むラフィア椰子の葉で編まれた“パッカブル”仕様なこと。丸めたままリボンで留めておける、なんて気の利き方も嬉しい驚きです。

通気性のよさは言わずもがな。品格とは裏腹、アウトドアハットとしてじつに理に適っているんです。4万2900円(ボルサリーノ大丸心斎橋店)

 
※表示価格は税込み


[ビギン2023年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

Begin 2023年7月号

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アウトドア道具について考えなおそう

定価820円(税込み)

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