こだわりも愛もフォルテシモなわんこラバーの推しモノ語り[FOUND! DOGoods]02
愛犬にだって長く着られる一級品を
愛犬が〜すべて〜さ〜♪なアナタに捧ぐ、愛犬家で洒落者のわんこ愛を聞きながら、そこらのペットショップにゃ売ってない、シャレもあって気の利くドッグッズを深掘りする企画。読めばわんこ愛はよりフォルテに!
ジョシュアエリス ディレクター 山口さんの[FOUND! DOGoods]
ラルフ ローレン ホームのケーブル カシミア ドッグ セーター
愛嬌があるでしょう? うちの娘。引っ越しをきっかけに飼い始めたのが、ミニチュアダックスフントのこひじ。本当は豆柴を飼いたくてデパートへ通っていたのだけど、いつ行ってもこひじが上目遣いで見つめてくる。あまりの愛くるしさにほだされて、11年前に連れて帰りました。
名前は妻が考えたもので、ひろひさとじゅりの子どもだから“こひじ”。ご飯を食べに行くのも旅行へ行くのも一緒ですから、本当に僕らの子どもですよね。
冬場のお出掛けにはニットの服を着せます。一番のお気に入りは、ポロ ラルフ ローレンのカシミアのケーブルニット。僕はポロ直撃世代ですから、この編み模様には否応なしにトラッドマインドをくすぐられます。
それにココの服は、さすが犬のそれであっても細部まで丁寧に作られている。いいものを長く着せてあげたいと思うと、つい手がのびてしまうんです。気づけばカシミアニットだけで5着……。ドクロ柄なんてレアものもあります。
こひじは大人しい子ですが、一緒に暮らしていると嬉しそうな顔や怒った顔など、いろいろな表情を見せてくれる。うちに来てくれてからというもの、毎日癒やされていますよ。
ジョシュアエリス ディレクター 山口浩久さん
ミニチュアダックスフント こひじちゃん
1967年生まれ。長らくスコットランドのテキスタイルブランドの仕事に携わり、2015年に現職へ。グローバルコレクションのディレクションを手掛ける。愛娘のこひじちゃんは、現在11歳。誰が言ったか“わんこ界の田中みな実”。
愛がつのって犬柄のチノパンを作った!
ラルフ・ローレン氏
ラルフ ローレン ホームのケーブル カシミア ドッグ セーター
米・コロラドに牧場を持つほど自然や動物が大好きなラルフ・ローレン氏は、自身のブランドでもペットの愛護活動に取り組んできた。当然、ドッグウェアにも注力。カシミアのニットはボクらのそれと同様、褪せない魅力を持つ定番だ。2万6400円(ラルフ ローレン ホーム)
今日のワンちゃん
「ミニチュアダックスフント」
ドイツ語でダックスはアナグマ、フントは犬を指す言葉。そもそもは農作物を荒らすアナグマを退治するために(穴に入りやすいよう)短脚に改良された種だが、地上の狩猟にも重宝されるようになった。3つのサイズ×3つの被毛タイプに分類され、写真のこひじちゃんは、ミドル大&毛並みの長いロングヘアード・ミニチュアに該当。
愛へのもう一押し[ワンモアうんちく]
ホットドッグの由来はダックスフント!?
その昔、形状や色がドイツ原産のダックスフントに似ていることから、米国ではソーセージをダックスフントソーセージと呼んでいた。1901年、これをパンに挟みポロ競技場で販売したところ大ヒット。新聞の漫画で紹介された際、本来はホットダックスフントのところ、中途半端にホットドッグと綴られたことが語源なんだとか。
※表示価格は税込み
[ビギン2023年2・3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。