2022年に売れた「アウトドアグッズ」ベスト8
円安云々の強固な厳しぃ～ディフェンスに屈せず、昨年もビギンは皆さまに賢く＆楽しい買い物得ネタを届けてきました。「本当にいるものしかいらない」ってな時代だからこそ、我々の声に耳を傾けてもらいたい。ってことで「アウトドアグッズ」をランキングにまとめてみました。イイトコどりの情報をギュッと凝縮しております!!
1位：スタンレーの真空スリムクエンチャー 1.18リットル
1.18リットルのメガサイズはメガ頼りになりました
何事にもスケールがデカいアメリカで人気爆発。あまりの人気をAP通信も報じ、本国のECサイトでは3万人待ちを記録したスタンレーの特大タンブラーが、2022年の夏に日本上陸！
定番の約3倍。あまりのばかデカさに売れるの？という懸念もあったそうですが、ECサイトでは最初の1週間で800本が売れるなど、望外のヒットとなりました。給水せずに長丁場がイケる利便性は、なるほど他に代え難し。アウトドアにも最高なのよね♡
大爆発!!
保温性・保冷性ばっちりのメガサイズタンブラー。底にむけてシャープだから、実は車のドリンクホルダー（直径7.7cm以上）に収まるのもイイでしょ？ 6380円（ドウシシャ）
2位：WPL JAPANのRCカー
アウトドアの楽しみ方に新たな選択肢をくれた
昨今、お洒落キャンパーの間でラジコンがブーム。開けたアウトドアで縦横無尽にラジコンを走らせるなんて、面白くないわけないですもんね。
プロフライフィッシャー杉坂さんは、U-1万円で細部まで凝った、WPLのそれを愛用。子どもの頃の憧れを具現化し、プラモ感覚で好き放題にカスタムして思う存分楽しんでいるとか。“薪でコースを作る”な～んてアイデアも真似したい！
ラジキャンボーイ急増中！
USB充電バッテリーで動く4WDラジコン。某アウトドアイベントの直売時には、初日の昼に持ち込んだ50台が完売したとか。全長約350mm。実勢価格8630円前後（レイウッド）
キャンプには必ず持っていきます！
プロフライ フィッシャー 杉坂友大郎さん
3位：e-Bike
ニューノーマルな時代のパーソナルビークル決定版
テスラだ日産だアウディだと、eろんな派手めのニュースが叫ばれる中、都市部に目を向けると、お洒落な人の移動手段としてまことしやかに増えてたよね、e-Bike。
電動アシスト～とは呼び名が変わっただけっちゃだけだけど、保育園送迎に重宝されてた平成の姿とおよそ似つかぬ、小洒落たeデザインが充実。スポーティな乗り味で、時速24kmまでは強力に頼れるってのも、令和のeは、こりゃeわ！
ひと漕ぎでスeスe～
小径の折り畳み＆ファットタイヤという仕様も、e-Bikeならススイッと漕げる。33万円～（メイトバイクトウキョウ）
先端チャリ・バンムーフも人気健在。31万円（バンムーフブランドストア東京）
4位：スッタ
だって、向かうところ滴なしだった
気になる水滴をス～ッと吸収
ゲリラ豪雨や秋雨の長期化で、雨に濡れた自転車のサドルや公園のベンチを、タオルで拭くのがちょっと……てなシーン。そんなすったもんだを解決してくれたのが、無“滴”を誇るこちらのスポンジ。
吸水スポンジメーカーが5年の歳月をかけて開発した独自素材がグイグイ吸う吸う。しかもギュギュッと絞ればすぐに吸水力が復活。吸いも甘いも噛み分けたアウトドアでの吸水主になりました♪
ゴイゴイ吸～
コロコロクリーナー的に使えるスポンジで、独自開発の超微細気孔スポンジ「ソフラス」は、一般的な珪藻土素材の3倍の吸水量を誇る。実際に試してみた編集部員もマジ感激したっけ。Φ約40×H155mm。2750円（アイオン）
5位：スブのパッカブル
スグあったかいスブが活躍の場を大いに広げました
小さく畳んで運べる利便性とフカフカ、ポカポカの履き心地で、すでにキャンプ場じゃほぼ一人勝ち状態のスブ。さらにモダンなベージュが登場したことで、普段履きにもイイじゃん♪とSNSなどで大反響！
いよいよ街のオシャレ勢を脅かしそうな存在となり、キャンプ場から街へ、さらには飛行機の中や旅先にまでお供している模様。もうこれナシじゃ生きられない……。全国の皆々様のおみ足とスブは、かなりズブズブのようです。
旅先でもズブズブです
中綿入り&裏起毛というのが暖かさの秘密。雨や汚れにも強い撥水アッパー、軽くて強度のあるハニカム構造のソールを使用したストレスフリーな一足。5280円（イデアポート）
6位：フジフイルムの“チェキ” instax mini Evo
懐古意匠で大人をザワつかせました
チェキなんて今も昔も若者の持ちものでしょ？ なんて偏見を一蹴！ クラシックカメラを思わせるデザインとアナログ感のある操作性で大人世代をすぐさま虜に♡金属×革っぽい仕様もいいっス。
それでいて100通りの撮影エフェクトが楽しめたり、Bluetooth接続でスマホ内の画像がプリントできたりと、今どきのニーズをしっかり踏まえていたのも高評価の理由。こりゃランクインも当然だわ。
大人もcheck it out！
100通りの表現が楽しめて高画質プリントも可能。アプリとも連携できるハイブリッドインスタントカメラ。実勢価格2万5800円前後（富士フイルムお客様コミュニケーションセンター）
7位：コールマンのクロスロッカー
ゆらゆら天国にどハマりする人続出
アウトドア用のロッキングチェアともなれば、1万円超えが相場。なのにコレ、8580円と破格の値付け。椅子が揺れるだけでなく、相場まで揺らいで業界をザワつかせました!?
お値打ち価格でももちろんモノは確か。ゆったり広めの座面に身を委ね、前に後ろに行ったり来たり。ハンモック顔負けのゆらゆら天国にバチハマりする人多数とか。
アウトドアチェア界も揺れた！
しかもこの価格でフォールディング!?
緩やかに湾曲する脚が心地よい揺れを伝える折り畳み式のロッキングチェア。アームレストにはカップホルダーも付属する。W73×H81×D73cm。8580円（コールマン カスタマーサービス）
8位：オレンジの国産こめ油スプレー
クッキングが激変する発明品
こめ油がスプレーになると、アウトドアでこんなにも便利になるんだと痛感させられた傑作品！ スリムなボディだからボトル油みたいにカサばらないし、油漏れの心配もない。スプレー式なので必要以上に油を出しすぎることもありません。
空気に触れないから酸化しにくく消費期限が長いのも、使用頻度の少ない屋外用調理油として理想的です♪ 家でやるタコ焼き器の油引きにも最適だしね。オリーブ油やゴマ油も出してほしいわ～。
家でも外でもナイスプレー
茨城県発のアウトドアのセレクトショップ「オレンジ」が、こめ油で国内大手を誇る築野食品工業とタッグを組んで開発した斬新なこめ油スプレー。182g。1320円（オレンジ）
※販売状況は22年12月時点の情報です。
※表示価格は税込み
［ビギン2023年2・3月月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
