特集・連載
いつ何どきも味が出る!? デニムのエイジング力に注目
超アウターブランド大研究 最先端スペックを搭載した超機能派から一生着られる永久不滅の超クラシック、思わず値札二度見の超コスパな一着まで、“超”一流のアウターばかりを100ブランドから厳選して徹底研究。これさえあれば、もうアウター選びで悩まない、疲れない、オロオロしない。なんせ物価高でイヤになっちゃうよ……な冬ですからね、一番大事なアウター選びは絶対に失敗させません! この記事は特集・連載「超アウターブランド大研究」#17です。
一生モノのデニムジャケット【ストームライダー】
リー 荻原さん・談
リーの名品を忠実復刻する“リー アーカイブス”シリーズの中でも、数少ない二重生地のアウター。シャトルデニムとアラスカンブランケットライニングのコンビは、暖かくて絶対に使えるし、確実に押さえておかなきゃ!
……なんて意気込んで購入したものの、実は置きジージャンとして、会社の椅子の背もたれに掛けておいてちょっと出のときに着ているだけ(苦笑)。にもかかわらず見てくださいよ、この濃淡がくっきりついた色落ちを!
普通に着てたんじゃあ到底現れない肩の位置にびっしりアタリが出て、かなりイイ味に。それでも破れが一切ないのはやはり二重生地だからこそ。今季はバリバリ着倒します。
リー 企画生産
荻原圭太さん
「置きジージャンがこれほど色落ちするとは」
【10年モノ】
LEE[リー]
ストームライダー
名ジージャン“101J”の冬版“101JL”の後継として30年代に誕生したのが、この“ストームライダー”だ(正式にその名が冠されるようになったのは60年代以降)。デニムとブランケットライナーの二重仕様で嵐も乗り切れる保温性を有し、マリリン・モンローをはじめ多くのスターに愛された。2万900円(エドウイン・カスタマーサービス)
1961年の『ミスフィッツ』でモンローが着用!?
[リーの次なる一手]
ゆったり着られる無骨なマイルド
Lee[リー]
SUPERSIZED ストームライダー
ブランド史上最も太く、ゆったりめのルーズフィットにアレンジされた、令和版ストームライダー。得意の防縮&防ネジレ加工デニムとブランケットライニング、コーデュロイ衿等、アイコニックな意匠はバッチリ継承。2万2000円(エドウイン・カスタマーサービス)
全米が着たカウボーイデニムの雄
LEE[リー]
Since 1889 アメリカ
ヘンリー・デヴィッド・リー氏が食品と生活雑貨の卸商である「エイチ・ディー・リー・カンパニー」を設立。1911年からジーンズブランド「リー」を創設し、一躍国民的メーカーに。
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[ビギン2023年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。