特集・連載
モトがとれるネックレス・ブレス・リング
ブランド背景を知れば、ジュエリーの異文化ミックスも怖くない!
コスパを考えたモトがとれるアクセサリー アクセサリーを選ぶとき「これから10年は身に着けるつもりだから、1年換算なら1万2540円、1日だと約34円か。ふ~む、1回アレを我慢すればあの時計が買えるわけだ」なんて考えちゃうことありません?(笑)必需品じゃないけど着けてないと寂しいし、上を見たらキリがないけど安っぽいのは着けたくないし……。というわけで、アクセサリー選びはコスパが命。物価高の今ですからね、いいモノ選んでしっかりモトをとりましょう。 この記事は特集・連載「コスパを考えたモトがとれるアクセサリー」#08です。
お洒落偏差値を上げる基本のジュエリーといえば、ネックレス・ブレス・リングの3アイテム。その合計額が10万円前後に収まるコスパなコンボをセンスのよいお洒落賢者に取材。お作法も学びながら、ダークトーンになりがちな秋冬コーデに華を添えよう!
コテコテしない異文化ミックス
ネックレス 3万8500円/バングル 4万7300円/リング 2万8600円
バニーのネックレス/銀の品質保証「ホールマーク」が入った英国職人のハンドメイド。トゥアレグのバングル/コーラルをあしらったトゥモロー別注。トムウッドのリング/シャープにカッティングされた小ぶりのシグネット。素材はすべてシルバー925。(トゥモローランド)
「それぞれのバックボーンを理解すれば異文化ミックスも怖くない!」―トゥモローランド プレス 川辺 圭一郎さん
ブランド背景に共感できるジュエリーがいいですね。たとえば英国銀職人が作るバニーのネックレスは、職人の中にW杯トロフィーの彫り師までいて。違いがわかりにくいモノだからこそ、作り手の本気度にグッときます。
紳士のリングがベースのトムウッドは、小指はマストで、あえてカジュアルに着けたい。メゾンも認めたモダンと無骨さが入り交じるトゥアレグのバングルは、トラッドな服と合わせてもコテコテしない。
と、バックボーンを理解して身に着ければ、異なるジャンルをMIXしても自然と馴染み、ジュエリー偏差値はグンと上がるはず!
[お作法]ピンキーリングはシグネットが紳士的
[コンボ合計11万4400円]10年使えば……31円/1日
10年間毎日着けると仮定すると……
みんな大好き♡うまい棒コンボ以下!
今年、駄菓子界に衝撃が走った。うまい棒の値上げだ。ファンの涙はさておき、1本12円。味違いで3本買って36円。数万円するジュエリーに怯んだ人、10年毎日着けたら1日うまい棒コンボ以下よ? そう考えると安いよね。
コスパなブランド解説【Adawat’n Tuareg/アダワット トゥアレグ】
メゾンのお墨付き! アフリカ随一の職人が作る伝統ジュエリー
アフリカ・サハラ砂漠の遊牧民族「トゥアレグ族」が手掛けるネイティブジュエリー。その実力は、かのエルメスがシルバージュエリーの製作を依頼したほどで、伝統的な柄が彫られた味のあるデザインには、どこか洗練されたモードな雰囲気も漂う。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。