ミニマリストに憧れるカザマが[土屋鞄製造所]で発掘!
小さいながら技がギュギュッと! 10年使える!? 土屋鞄製造所のミニラウンド財布
いつの時代も、まだ見ぬ良品を欲するはモノ好きの性。ここでは、20代の編集部員がフレッシュな視点で見つけてきた掘り出し物を深掘り! 好奇心と物欲のおもむくまま、ディグしていきます。
ジャパンメイドを貫き、細部まで差のつく丁寧勝負!!
TSUCHIYA KABAN[土屋鞄製造所]
ヌメ ファスナーコインパース(NUME ZIPPER COIN PURSE)
1965年創業の老舗革製品ブランドによる、手のひらサイズのミニ財布。コンパクトに持ち歩くことを想定しつつ、紙幣・硬貨・カード類は十分に収納できるスペースを確保している。
国産ヌメ革のナチュラルかつ上品な持ち味を活かし、年齢や性別を問わず幅広いシーンに馴染むデザインだ。限定の新色ネイビーを含む全4色。W11×H7.5×D2.2cm。各2万5300円。



誰が持っても上品になる主役級のセカンド財布
編集部 カザマ
決済アプリのヘビーユーザーだが、スマート決済のみのお洒落な飲食店に馴染めず現金のみの居酒屋に行きがち。
スマート決済が生活に馴染み、支払いはスムーズになりましたが、予備の現金の持ち歩きはスマートにならず。大きさ、使い勝手、愛着がちょうどいい塩梅で揃わないなぁ……と悶々としてました。
いろいろ吟味した結果、正解は土屋鞄製造所にありました。スマホと現金の二刀流派としては、ポケットサイズでお札と硬貨それぞれの場所があるのが助かる~! ファスナーで囲まれているので、頻繁に尻ポケしても角がへたれにくいのもグッドポイントです。
形もさることながら、注目すべきは細部へのこだわり。外側のフチには「念引き」が施されており、置いてあるだけで存在感大! 他にも、つまみやすいファスナータブや、厚みを出し丈夫にした内側など、何年先も使いたくなる丁寧さが端々まで行き届いていますよね。
そして極めつきは、変化を楽しめるヌメ革の醍醐味! マットな状態から徐々に深みが出て、程よいハリも生まれます。使いやすさと相まって手放せなくなること請け合い。10年後はどんな色になってるかな~♪ (文/編集部カザマ)
革エイジング入門としても楽しめる♪
美しいエイジングを堪能できるカラバリ。
たった3か月でここまでツヤが出る!
(問)土屋鞄製造所お客様サポート係
☎ 0120-907-647
https://tsuchiya-kaban.jp/
※表示価格は税込み
[ビギン2023年1月号の記事を再構成]文/風間菜央 イラスト/TOMOYA