真価はベゼルにあり。シチズン アテッサ「ACT Line」の注目ポイント

美しさ、強さ、多機能を一身に備えた新フラッグシップモデルの誕生

近年、時計デザインにおいてベゼルの重要性がより注目されるようになりました。すなわち、ベゼルのデザインが時計全体の印象に大きく影響するという認識が広がり、さまざまな時計メーカーがこれまで以上にベゼルのデザインに力を注いでいるのです。と、そんななか、シチズン アテッサの新作が話題になっています。

その「ACT Line CC4055-65E」には、金属ベゼルの上面（ベゼルトップ）をサファイアガラスでカバーされた、いわゆるサファイアベゼルが導入されているのです。ダイヤモンドに次ぐ硬さのサファイアガラスによって、さらなる耐傷性を獲得したこのベゼルは、同時に奥行きも感じさせる神秘的な輝きで、視覚的にも魅力ある仕上がりに。しかも、ベゼルの金属面にプリントされている各都市名がサファイアガラスによる光の反射で、ときに浮かび上がり、ときに沈んで見えるという繊細な表情を醸すものになっており、その美しい様に見入ってしまうほどなのです！

深みのある漆黒のケースやブレスレットなどは「デュラテクトDLC」（DLC＝Diamond-Like Carbon）」採用の「スーパーチタニウム™」製。「デュラテクトDLC」とは、本来は柔らかく、傷つきやすいチタニウムに高耐傷性や高耐摩耗性を与え、同時に滑らかなタッチ感と艶やかなブラックカラーももたらすシチズン独自の表面硬化技術のことであり、「スーパーチタニウム™」は、その「デュラテクトDLC」を含む「デュラテクト」を施した最先端素材。と、サファイアガラスのベゼルとともに、ケースやブレスレットなどもまた、美しさと強さを兼ね備えたものになっております。

機能面では、シチズン アテッサにおけるエコ・ドライブGPS電波時計の最上位ムーブメント「F950」を採用。1/20秒クロノグラフやパーペチュアルカレンダーのほかに、衛星電波受信による位置情報取得＆自動時刻受信機能、世界39タイムゾーンの時刻とカレンダーを表示でき、リューズのみの簡単操作でそれらの調整を行えるうえ、ホームタイムとローカルタイムの1ステップ入れ替えも可能な「ダブルダイレクトフライト」、JIS１種耐磁×衝撃検知×針自動補正の三位一体機能で、より正確な時刻表示を実現した「パーフェックス」など、シチズンならではの機能がフルスペックで搭載されているのです。

このようにサファイアベゼルの採用で一段と美しくなり、しかもすこぶるタフにして、機能もてんこ盛りの、この「ACT Line CC4055-65E」。シチズン アテッサのフラッグシップモデルとしての圧倒的存在感を見せつける、これぞ「要チェック！」な新傑作品といえましょう！

耐傷性が高く、透過性にすぐれたサファイアガラスを文字盤風防、ベゼルトップのそれぞれに使用。これらに、「デュラテクトDLC」の鮮やかなブラックカラーの「スーパーチタニウム™」が合わさって、「CC4055-65E」はエレガントでラグジュアリーなたたずまいに仕上がっているのだ。

漆黒サファイアベゼルとストライプパターンの光沢調黒文字盤のコンビネーションにより、「CC4055-65E」の表情はキリッと引き締まったスタイリッシュなものに。また、立体的金属リングを取り入れた6時位置のインダイヤルや、モノトーンでまとめた新デザインのバーインデックスがさりげないアクセントにもなっている。ちなみに各インダイヤルの内訳は、3時位置がモード表示、6時位置がデュアルタイム表示、9時位置が曜表示・充電量表示・サマータイム設定・1/20秒クロノグラフなどとなっている。

コチラは「CC4055-65E」と同時発売された、ブルーストライプ文字盤＆ブルーベゼルの「CC4050-18L」。もちろん、そのベゼルトップはサファイアクリスタル製であり、ベゼル側面や針＆インデックスのミラー仕上げは、このモデルに華やかでスポーティな表情をもたらしている。また。それに呼応すべく、シチズン アテッサでは初採用となるウレタンバンドを標準装備に。しかも、ケースとバンドをつなぐラグに「スーパーチタニウム™」製のパーツを装着する仕様にしたことでフィット感を向上させ、かつ見た目のスポーティさを高めてもいる。さらに、このウレタンバンドでは装着時に不用意に剣先が遊革（バンドリング）から外れるのを防ぐべく、その遊革にビスを取り付けるという工夫もなされている。「スーパーチタニウム™」（デュラテクトチタンカーバイト）ケース。23万1000円。その他のスペックは下記に同じ。

問い合わせ先／シチズンお客様時計相談室　☎ 0120-78-4807
https://citizen.jp/attesa/

※表示価格は税込

文/山田純貴