特集・連載
“休日オンリー”はもったいない。「渋デカトート」なら出張でも大活躍!
地上最強の靴&カバン 靴とカバンはビギンの得意ジャンルですが、改めて問いたい「今、本当に便利なのってなに?」。名門の傾向を調べ、ビギン目線を加え、熱く提案いたします。常識を捨てて、賢い選択を。デイパも黒じゃなくてもよくない? この記事は特集・連載「地上最強の靴&カバン」#03です。
今、地上最強の「トート」とは?
週7鞄を狙うならキーワードは“渋色”
デカトートが休日鞄における最強候補の一角ってことに異論はないでしょう。とにかく大容量で、街にもレジャーにも利きまくり! ……なんですが、ビズで使うにはチト難あり。
とくに圧倒的収納力を旨とするアウトドアブランドのデカトートなんかは、色がビビッドすぎたり、ロゴがデカデカと鎮座してたり、主張が強すぎて休日オンリーになりがちなんですよね。
ってことで、選びの指標にしたいのが“渋色”。下の写真を見ればわかる通り、シャモワ(ベージュ)×グルナディン(ザクロ)という渋色を選びさえすれば、どれだけデカくてもビズスタイルにキッチリ調和してくれるんです。
これだけ容量があれば1泊2日くらいの出張なら余裕で対応してくれるし、エコバッグを追加招集する必要もなさそう。まさに品と遊びを両立する週7トート。渋みを旨みと感じられる大人はぜひ!
よくいる!? 趣向&嗜好は真逆だけど仲よしな2人がリコメンドします♪
左/通称【ドレス君】丸ノ内 勤さん(28)
迷えるビジネスマンの「仕事探し」はお手の物。一流人材派遣会社に勤務。スーツを愛する洒落者で、タブレットを駆使しスマートに仕事を遂行。ちなみに、夜のナンパもスマートだ。
右/通称【レジャー君】青空 渡さん(29)
タフで機能的なモノを愛する、キャンプ大好き男子。とくに使い心地にはウルサイ。SNS好きな嫁に映える写真を撮らせてあげるためにも、週末はフィールドへ。サウナも大好き。
Hervé Chapelier[エルベシャプリエ]
ご存じ、仏の名門の大看板たる舟型トートのXLバージョン。マチが広くガバッと開口、荷物をザックリ出し入れできる。アウトドア使いにも◎なのに、渋色効果でクリーンな装いにもどっパマり! W65×H33×D33cm。2万6180円(エルベシャプリエ 代官山)
レジャー君の意見「ガバッとひらいてキャンプギアも取り出しやすそう」
ドレス君の意見「渋色ならジャケパンにも溶け込む~♪」
ブルックス ブラザーズのブレザ―8万1400円(ブルックス ブラザーズ ジャパン) グランサッソの二ット2万7500円、ピーティー トリノのパンツ3万3000円、クロケット&ジョーンズの靴7万9200円(ビームスF)
よりアウトドアでも使いやすい! タフ素材の渋デカトート
日常から休日まで使いやすいミルスペック規格のトート
MIS[エムアイエス]
ウレタンコート済みの1000Dコーデュラナイロンにコヨーテタンカラーを採用することで、耐久性と渋みを両得。荷物量に応じてマチ幅を調整できるのも便利。W53×H39×D16.5cm。2万4200円(カメイ・プロアクト)
異素材のコラボレーションはウォーターレジャーにも重宝
Bagjack[バッグジャック]
ハンドメイド・イン・ベルリンでお馴染みの実力派に型から別注。表地にはベージュのコーデュラナイロンを、裏地には水に強いターポリンを使うことでレジャーにも対応。W35×H40×D15cm。2万7170円(ビショップ)
※表示価格は税込み
[ビギン2022年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。