特集・連載
ほっそり美脚パンツもnothingベタ~~~!! 涼感素材で高温多湿対策を
クールダウンNEWS 暑すぎる、いや溶けそう……。もう、ちょっと外出するだけで汗だくヘトヘトで頭も回らない。聞けば熱波が来るやらでまだまだ猛暑は続くというし、もはや無策は無謀でしかない。てことで、今からでも遅くないクールダウンアイテムを速報します! この記事は特集・連載「クールダウンNEWS」#05です。
丈でなく生地で解決。ニッポンのための一本
今回は大事な大事な下半身の冷盛です。男たるもの、ショーツを穿きたいシチュエーションがある。でも地肌をさらすのはTPOを選びますし、体型を隠せないという理由から、残暑でもフルレングスパンツが手放せないという人は少なくないことでしょう。
そもそもショーツの何がいいかといえば、第一に蒸れない。そして汗をかいた地肌に布地がベタ~っと張りつかない点。つまり、この点をクリアするフルレングスがあれば、ショーツの道を通らずして下半身を解放できるわけ。
幸いにも昨今は機能素材の進化が進み、単なる速乾なだけでなく、通気性に優れ、肌離れのいい化繊生地は珍しくありません。より脚にまとわりつきがちな細身のパンツほど、これら涼感素材のよさを身をもって味わえるでしょう。
露出がないからディフェンス力も高く、レジャーシーンでも大活躍。リモートワークでも部屋着としても絶対に快適。人類は考えるアシである。穿かないより穿いてる方が快適な服を作っちゃうんですから。
クール素材パンツが大盛況!
吸熱と遮光のW盛りで-2℃をお約束
[かなりほっそり]
IGNIO[イグニオ]
アイクール ジャージパンツ
アイクール素材は、体などから発せられる水分に反応して、繊維が熱を吸放出。加えて太陽光を反射し衣服内の温度を抑制する機能とのダブル盛りで、一般的なドライ素材と比べて−2℃の体感を実現。これはショーツより涼しいかも!? 1532円(スポーツデポ)
−2℃の体感を実現するアイクール素材
脚を上げ下げしても張りつかない
[けっこうほっそり]
mont-bell[モンベル]
クールパンツ
同社のトレッキングパンツの中でも最軽量の一本。段差のあるトレイルを上り下りすることを想定し、サラッと肌離れのよいナイロン生地を採用している。汗でベタつきにくく、脚さばきを重視した細身フォルムも美麗。7150円(モンベル・カスタマー・サービス)
サラッと肌離れのよいナイロン生地
通気孔が開いたドットエア生地
[ややほっそり]
NANGA[ナンガ]
エアクロス コンフィーパンツ
通気性と吸汗速乾性を兼ね備えたドットエアは、特殊な織物構造で生地にリアルな通気孔が開いているのが特徴。だから蚊に刺されないフルレングス(笑)でもベタつかない。イージーウエストと相まって、街でもテント内でも快適に過ごせそう。1万3200円(ナンガ)
通気孔が開いたドットエア生地
※表示価格は税込み
[ビギン2022年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。