特集・連載
オリジン好きならジャストレングスが鉄則! フレンチアーミーのM-47 カーゴパンツ
結局得する「一生モノ」 うまい棒に牛丼、電気代まで値上がりだって!? どうする?どうなる?日本経済、ぼくらの未来。Beginが愛するベーシックな服や靴や小物を見ても、値上がりこそすれ、値下がる気配はありません……。こんな時代に誰がした? 否、こんな時代だからこそ!せっかく買うなら、ず~っと使えて、長~く愛せるモノこそ絶対正義! この記事は特集・連載「結局得する「一生モノ」」#45です。
“ヴィン腕アナリスト” ハレル 代表 加瀬善隆さんが解析
「ウエスト1つボタンの“後期”がイチオシ」
ビギンでもすでに何度も傑作認定している仏軍パン、M-47。昨今ようやく人気が高止まりしたように感じますが、それでも今後の流通量を考えると、一生物としてなる早で入手しておくことを推奨したいそう。
「特に狙い目はウエストが1つボタンの後期型。本当に微差なんですが、2つボタンの前期型よりも新しい分、マイサイズが見つけやすいので、探してみる価値はあるはず」。
「M-47は裾にアジャスターが付いているので、オリジナル状態を求める人にとっては裾上げしにくいもの。レングスが短い個体に運よく出会えたら、前期でも後期でも価格は跳ね上がります。すでに市場全体で弾数が激減しているので、狙うなら後期のマイサイズが現実路線です」
古着好きじゃない層にも知名度が増して人気が劇的アップ
前期は2つボタン、後期は1つボタン
French Army[フレンチアーミー]
後期 M-47 カーゴパンツ
「マルジェラも溺愛したという逸話からM-47に流れてくる服好きも多い」と分析する加瀬さん。ちなみにこちらはレングス「1」×ウエスト「3」という超ゴールデンサイズにつき、価格は相場よりやや高め。3万6080円(ハレル)
ユーロミリタリーの急先鋒は“前期”が爆騰中……
[後期 M-47 カーゴパンツの価格動向]
ハレル 代表
加瀬善隆さん
ミリタリーファッションを軸に、90年代~2000年代のストリートブランドの古着や雑貨なども取り扱う、東京・中目黒の人気店。そのボスはユーロ物の知識も超豊富。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。