特集・連載
ブルージーンズに代わって人気が台頭。リーバイスの501デニム ブラックver.
結局得する「一生モノ」 うまい棒に牛丼、電気代まで値上がりだって!? どうする?どうなる?日本経済、ぼくらの未来。Beginが愛するベーシックな服や靴や小物を見ても、値上がりこそすれ、値下がる気配はありません……。こんな時代に誰がした? 否、こんな時代だからこそ!せっかく買うなら、ず~っと使えて、長~く愛せるモノこそ絶対正義! この記事は特集・連載「結局得する「一生モノ」」#42です。
“ヴィン腕アナリスト” ベルベルジン ディレクター 藤原 裕さんが解析
「ダークホースは80年代米国製“ブラック”!」
ヴィンテージ全般の人気が過熱する中でも、やっぱり王者リーバイスは別格。目ぼしい人気品番が軒並み高騰するなかで、狙い目は意外にもブラックなんだとか!
「2~3年前にブルージーンズ人気が落ち着いてきたのと入れ替わる形で注目され始め、ものによって今や価格は2倍以上。501や505などの定番モデルでも、ブラックだと表情が全然違って見えるのが人気の理由。定番好きだけど鮮度も欲しいという服好きはいち早く掘ってますね」。
80年代以降に登場した比較的新しいアイテムということも人気を後押し。
「今ならまだ状態やサイズのいい個体を見つけやすいですが、需要が高まりすぎて仕入れ値自体が上がっているので、買うなら今ですね」
80年代以降にのみ存在する黒染め
Levi’s[リーバイス]
501デニム ブラックver.
「特に人気なのが先染めタイプの通称“スーパーブラック”。履き込むとグレーっぽく色落ちしてきて独特の雰囲気に育つ。ぜひ色の濃いものを入手して糊付けして穿き込んでほしいですね」。1万4080円(ベルベルジン)
ブルーとはまた趣の異なるエイジングが楽しめるんです
“普通の”インディゴ501は高騰が止まらない……
[501デニム ブラックver.の価格動向]
ベルベルジン ディレクター
藤原 裕さん
ヴィンテージデニムアドバイザーとして多方面で活躍する、業界のご意見番的存在。ひと目見た瞬間に、その人のジーンズのべストサイズがわかるという特殊能力あり。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。