特集・連載
マメに手入れしなくとも、履き込むほどに味な顔へと育っていくトリッカーズ
結局得する「一生モノ」 うまい棒に牛丼、電気代まで値上がりだって!? どうする?どうなる?日本経済、ぼくらの未来。Beginが愛するベーシックな服や靴や小物を見ても、値上がりこそすれ、値下がる気配はありません……。こんな時代に誰がした? 否、こんな時代だからこそ!せっかく買うなら、ず~っと使えて、長~く愛せるモノこそ絶対正義! この記事は特集・連載「結局得する「一生モノ」」#14です。
「いくつものシワや傷に思い出が詰まっています」―GMT 横瀬さん
英国靴の聖地、ノーサンプトン最古のファクトリーにして、ロイヤルワラントを持つ名門、トリッカーズ。ストームウェルトやダブルソールを備えた頑強なカントリーシューズが、一生モノとして不動の人気を誇ります。
ストウ&モールトンが有名ですが、後者はゴースカーフという水や汚れに強いレザーを使用したブーツ。
GMT 代表 横瀬秀明さん
「当初は一日履いてられないほど硬かったけど、履くうちに柔らかくなり、色の深みも増してきました。気づいたときにブラシを掛けて、サフィールのクリームで手入れしてます」
8月から1万6500円値上がり
英国カントリーブーツの代名詞
Tricker’s[トリッカーズ]
モールトン
カントリーコレクションの最定番ブーツ。コバの張り出したボリューミィなラウンドトウとブローギングが織りなす迫力満点の顔立ちは、他に代え難い。こちらはコマンドソールを使用したモデルだ。8万8000円(トリッカーズ青山店)
世界中の名靴を扱う GMT 代表 横瀬秀明さんが26年愛用
※表示価格は税込み
[ビギン2022年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。