string(38) "https://www.e-begin.jp/article/363870/"
int(1)
int(1)
  

ニットの一大産地、和歌山のニッターとビギンがタッグを組みお届けしている「和歌山大漠小」。ニッターはテーマに沿った生地を自社の強みを活かして製作。出来上がった生地を共通のボディへ落とし込むコラボ企画です。昨年のローンチ後、ビギマはもちろん、東京・大阪・福岡で開催したポップアップショップで、皆さんからも熱い支持をいただきました。大感謝!

そしてこの夏、待望の新章が開幕! 第3弾となる今回のお題は「白ポケT」です。初出し、大量生産できない希少性の高いもの、いつかやってみたかった意欲作など、いつもは黒子に徹しているファクトリーの“想い”のこもったプロダクトが今回も集まりました♪

ユニセックスで着られる!

シルエットはスタンダードとルーズフィットの2型。デザインは、過去2回に続き、国内外のブランドで活躍し、数々のプロダクトを手がけてきたデザイナー馬場賢吾氏が担当。「再来年も着られるユニセックスな白ポケットTシャツ」というリクエストを受けて、男女で違和感なく着られるベーシックなシルエットが完成しました。

酷暑でも快適に過ごせるTシャツを目指しました
阪和/黒い白T


ソニーグループが開発した多孔質カーボン素材、トリポーラスTM(開発秘話は『Begin NEWS』の連載ビギニンで特集しています!)を使用した機能Tシャツ。「1週間オヤジの枕カバーテスト」(開発チームの有志が実験)でも完全無臭だったという最強の消臭効果が魅力です。ビギニンでの取材をきっかけに動き始めた和歌山大莫小とトリポーラスのコラボですが、開発は難航を極める結果に……(汗)。

黒い白T爆誕!


トリポーラスは着色原料を使わない炭由来の自然な黒が特徴なのですが、今回のテーマには不向き。両極端の色味をうまくフュージョンさせ、どうやって白い生地にするか。試行錯誤を経て辿り着いた答えがハニカムメッシュ。蜂の巣状の凹凸が表面にある吸汗速乾性に優れたバスケウェアでお馴染みの素材です。機能性を最大限に発揮できるよう、肌に当たる内側にトリポーラス、表面に白色のポリエステルが出るよう低速で編み立てました。その名も「黒い白T」。白に漆黒のトリポーラスが透けた独特の色みと、ルーズフィットが相まって都会的着られるのもポイントです!>>>詳しくはこちら

2年かけて開発した革命的素材。絶対に作りたかった
カネマサ莫大小/クラッシュ天竺


シャリ感があり、どう考えても肌触りはシャツ!なんですが、クラッシュ天竺には、これまで不可能とされていたニット素材への塩縮加工を実現しており、手に取って引っ張ると伸縮性があって、あっと驚く感覚を味わえるんです。ペーパーライクな凹凸感や小皺も特徴的で、Tイチスタイルでもニュアンスのある着こなしに。着心地もさらりと気持ちよく、見た目にも涼感があり、何より歴史的な一着を着る喜びを感じられます。

くしゃっとした独特のシワ感


前代未聞の生地を生み出したのは、カネマサ莫大小3代目の百間谷浩平さん。約2年をかけて、史上初の塩縮加工を施した丸編みカットソーの開発に成功されました。素材に選んだのは、スーピマコットンでできた極細糸。それを46ゲージという超ハイゲージで編み上げ生地に仕上げています。本来は透け感を楽しむシアー素材。それに塩縮加工を施し、さらに2枚重ねにしてユニセックスな白Tへ。いろんな意味で固定観念を破壊したクラッシュ天竺の着心地をぜひ味わってみて!>>>詳しくはこちら

最後まで化学物質を使わない生地を作りたかったんです
豊染工/フルオーガニックカメリア


豊染工は、ウインス染色機や、熱源に蒸気を用いるタンブラー乾燥といった希少な機械を用い、生地が本来持つ柔らかさを最大限に引き出す加工を得意とします。数多くのニッターや生地メーカーから生地を預り、加工を行う仕事をするなかで、3代目の田中大幹さんは「化学物質を極力使わない方法で、よりソフトにできないか」と考えるように。そこで、ケミカルな成分が含まれている柔軟剤を植物由来の椿オイルへ変更。人間の皮脂にも含まれており、肌馴染みがよく、潤いを保持する効果が期待できます。

超やわらか〜♡


ソフトな肌あたりと保湿効果が感じられるよう、素材はオーガニックコットン100%のパイル地。ループ長を3.2ミリと長めに設定し、柔らかさに包まれるような仕上がりに。衿ぐりの生地を裏表逆にしたのはデザイナーのアイデア。見た目にも優しさが加わり、まさにフルオーガニックにふさわしい一枚となっています。>>>詳しくはこちら

Begin Market

Begin Marketへ

Begin Recommend

facebook facebook WEAR_ロゴ