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皆さんもきっとそうでしょう。琴線に触れるプロダクトには、必ずそれなりのストーリーがあるもの。これって男のサガですよね。まず紹介するのは表題の通り、モノ語りに思いを馳せながら、日々愛着が深まっていく時計と小物たちです。

 

ロンジンのロンジン アビゲーションウォッチ Type A-7 1935
Longines Avigation Watch Type A-7 1935

ロンジンのロンジン アビゲーションウォッチ Type A-7 1935
グレンフェルのコート15万5000円。(問)ビームス ハウス 丸の内 フォックス・アンブレラの傘3万2000円。(問)ヴァルカナイズ・ロンドン

レアなホワイトダイヤルのType A-7を復刻
米軍の厳しい基準を満たす“Type A-7”。当時希少だった白ダイヤルのモデルからインスパイア。自動巻き。径41mm。SSケース。革ベルト。41万2000円。

 

こうして操縦桿をと思うと……つくづくカッコいい

ロンジンのロンジン アビゲーションウォッチ Type A-7 1935

冬の夜の雨ってホント憂鬱だけど、このロンジンの“50°”を見ると、辛さも忘れちゃう。歴戦のパイロットもこんなふうに時計を見てたのかな? って。もちろん、「その時計と着け方、何か変じゃ……?」という声は百も承知。

このクロノグラフは、ロンジンが米陸軍航空隊から要請を受け、’35年に作られたもの。飛行中にパイロットが操縦桿から手を離さずに視認できるよう、予め左腕の内側に装着するためにデザインされているのだ。

文字盤が右に傾いているのは、50°傾くことで航空機内の計器と文字盤が一直線になり、読み取りが簡単だから。単なるデザインじゃなく、パイロットの命、ひいては母国の命運を左右する意匠だったわけだ。

乱気流の中でも視認しやすいインデックスは、現代でも見惚れるような美しさ。普通に外側に着けても違和感なく、日常の実用性もちゃんとあって愛着が湧く。最高級、定番とはまた違う、男が悦に浸れる時計だと思うな。

 

当時の資料をもとにしたデザイン画

当時の資料をもとにしたデザイン画

 

(問)スウォッチ グループ ジャパン ロンジン事業部
TEL.03-6254-7351
https://www.longines.jp/

 

※表示価格は税抜き


写真/若林武志 椙本裕子 上野 敦(プルミエジュアン) 文/桐田政隆 押条良太(押条事務所) 井上健太郎 黒澤卓也 スタイリング/鈴木 肇 ヘアメイク/北村達彦

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