SDGsが叫ばれる今、ステナイことこそステータスに!? 今すぐ始められるサステナイブル、こ〜んなにあるんです!
革靴にチャールズパッチがひと目でわかる愛キャッチ
履き込まれた様子に凄みすら覚える上の革靴、何を隠そう英国王室が生んだお洒落の達人、チャールズ皇太子の愛用品。20代のときにビスポークでしつらえたと言われるジョン・ロブを、半世紀もの間手放すことなく履き続けるサステナイブルの先駆者なんです。
で、アッパーをよく見てみると何やら元の革とは若干異なるレザーが当てられてるのにお気づきかと。そう、これこそが皇太子にちなんで名付けられた「チャールズパッチ」。
長年履き込むことで否応なく現れるヒビ割れ……それに屈することなく大切なジョン・ロブを履き続けたい!と御大が導き出した解決策だったことから、こう呼ばれるようになったんです。
チャールズ皇太子
着こなしが世界で注目される英国のチャールズ皇太子。50年以上前から愛用するジョン・ロブにパッチを施し今も愛用する、サステナイブルの先駆者なのだ!
革靴にチャールズパッチ
シワが進行してヒビ割れたみすぼらしい一足に、同色のレザーパッチを施すとあ~ら不思議! 1か所1980円~で不潔感が払拭されるどころか、風格も備えた無二のルックスに!
昔からの修理法ですが、じつは日本人が名付けたって知ってた!? 東京・千駄ヶ谷の靴店「スタジオ・ヒドゥン」オーナーが、皇太子の足元を雑誌で見たのがきっかけ。約10年前、メニュー用の名前として勝手に拝借したのが始まりだ。
ココでできる!
穴やヒビ割れにレザーを重ねて見た目も補完できる。全国のRESH.において、作業が可能。
住所. 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア9F
営業時間. 10:00~21:00 無休
☎ 03-6452-6234
切り替えバブアーこそSDジジィs(笑)の勲章だ!
一方こちらは、バブアー謹製のワックスドコットンを使ったオフィシャルリペアサービス。こちら、元のデザインや生地色を変えるようなリペアはできません。
が、使い込んで色が抜けた生地と張り替えられた新品生地が逆にナイスなコントラストを生み、まるでどこぞのショップが手掛けた同色クレイジーみたいじゃありませんか!
重いバックパックの痕跡が!?
縫製が必要な修理は洗浄してワックス除去。その後修理→縫製する手間のかけよう。1万1000円で同色クレイジーなカスタムが叶う。
ココでできる!
一般的なワックスドジャケットは、クリーニングとリワックスも含め1万1000円~。郵送で見積り&申し込みできる。
住所. 宮城県仙台市太白区茂庭人来田東12-1
営業時間. 10:00~16:00
定休日. 土・日・祝日
☎ 0120-402-445
「チャールズパッチ」「切り替えバブアー」どちらもビギンが再三推している一生モノ。それを修理しながら使う“捨てない美学”こそ、今最高にカッコイイんです!
※表示価格は税込み
[ビギン2022年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。