特集・連載
“食べる健康”も知ろう。スーパーフードは本当にSUPERだ!
未来予想図鑑 今回考えるのは「未来」。未曾有のパンデミックもそう、それに伴うステイホーム需要、さらには働き方の改革も合わさって多くのモノがあふれかえっているけれど、実際に必要なのはなんなのよ~!?って迷うじゃん? だから、時代の流行や風潮に流されず、これから本当に必要なものを探るってのが本企画の命題。オールジャンルにて、自信を持って紹介します。 この記事は特集・連載「未来予想図鑑」#03です。
“自分のペースで食べ続ける”が何よりも大切
―京王プラザホテル 料理長 友國稔行さん
「食べるが健康をつくる」スーパーフードエキスパート資格取得の友國シェフに聞きました!
「健康を考えるのに、日々バランスの良い食事をとることは基本。ですが、ビタミンやミネラル、アミノ酸などの必須栄養素全てを食事でまかなうのは難しい、という人も多いと思います」。
「スーパーフードはこういった栄養価の高いものが豊富で、食品とサプリの中間的存在。普段摂りにくい栄養素を補ったり、バランスを整えたりするのに一役買ってくれますよ」。
「色々と試してみて、どんな栄養素が入ったスーパーフードが必要なのかを考えられるといいですね」
京王プラザホテル 料理長
友國稔行さん
5年ほど前からスーパーフードの勉強を始め、’18年4月にエキスパート資格を取得。現在はホテル内のレストランにて、日々料理を振る舞っている。
Begin編集部的ネクスト戦闘力!!
スーパーフード四天王
《マスターすればアナタもスーパーヤサイ人に!?》
自分の体に必要なスーパーフードをつっかもうぜっ! ということで、編集部が目を付けた戦闘力高めの四天王フードを、スペック表付きで集結。食べてSUPERな体を目指せ!
1.ポスト“食卓の定番”!?
酵素の王様[青パパイヤ]
パパイヤが熟れる前の青パパイヤは、三大栄養素の消化酵素を全て持ち、その数値は野菜と果物全てのなかでもトップレベル。スーパーで青パパイヤが並び始めていることもあり、さらなるヒットの匂いがプンプンします!
摂取するなら
THE PRINCE OF PAPAYA[パパイア王子]
青パパイアマイルドグリーンカレー
南国の定番食材ゆえ、東南アジア料理との相性のよさは抜群。宮崎県産の青パパイアを全体の約3分の1使用し、マイルドに仕上げたグリーンカレー。200g。750円(パパイア王子)
2.コロナ以後需要増大!!
ビタミンCの王様[アセロラ]
コロナ以後のビタミン摂取不足において、レモンの約34倍ものビタミンCを含むアセロラに世界が再注目! ゼリーやドリンクなど、アセロラを使った健康食品も既に多く展開されており、第一に取り入れるのにもぴったり。
摂取するなら
nesQino[ネスキーノ]
スーパーフード サッシェ グローイングブースター
アセロラをはじめとした果物がブレンドされたスムージーベース。別売りの「ベース サッシェ」と組み合わせるだけでスムージーが完成。5袋。1080円(ネスレお客様相談室)
3.大人が摂るべきアブラ!?
必須脂肪酸の王様[ヘンプシード]
紙や衣類などで人々の生活を支えてきたヘンプ(麻)。その実にあたるヘンプシードは栄養価が高く、特に採取できる油は、体内では作れない必須脂肪酸が植物油の中で最多の含有量! 馴染みのあるものにも王様がいたとは。
摂取するなら
HEMPS[ヘンプス]
HEMPS 有機 ヘンプシードオイル
ヘンプシードを生絞りし、コクのある仕上がりに。そのまま一杯飲んでもよいが、サラダやスープの仕上げにひとかけするのもおすすめ。130g。1404円(ヘンプフーズジャパン)
4.世界が認めた未来食
ミネラルの王様[アマランサス]
WHOが「未来の食物」と認めたスーパーフード。またの名を「スーパーグレイン(驚異の穀物)」とも称されており、ミネラルが豊富。特に鉄分は白米の50倍もの含有量を持ち、骨を芯から強くするのに打ってつけだ。
摂取するなら
コダマ
アマランサス 300g 岩手産
世界数か国で技術指導を行うコダマの独自技術「低温流水法」で処理されることで、独特のえぐみとニオイが除去される。白米と混ぜて炊飯するのが一般的だ。1430円(コダマ)
そういや、ドドリアさんは?
ドドリアさんならぬドリアンは、スーパーフードとは言えないものの、栄養価が高いことで東南アジア諸国では親しまれている。その栄養価の高さと、かつて庶民が手を出せないほど高価で売られていたことから「果物の王」の異名を持つ(諸説あり)。
京王プラザホテル
スーパーフードも楽しめる多彩なメニューを堪能できる、極上の朝食付き宿泊プランが1月16日よりスタート! 問い合わせ:京王プラザホテル ☎ 03-5322-8000
※表示価格は税込み
[ビギン2022年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。