ダウンサイジングが主流に!! 時計の未来予想図はU-40mmダイバーズ
約20年前に巻き起こったデカ厚時計(©ビギン)ブーム以降、時計界ではオーバー40mmが標準サイズとなってました。……が、20年の歳月を経た現在、その反動からかもっかU-40mmの小ぶり時計がグングン勢力を拡大中! とくに人気が集中しているのがダイバーズで、元々大ぶりなイメージがあったせいか、小径になると雰囲気が一変。独特の雄々しさはちゃ~んと残ってるのに悪目立ちしないから、クリーンな装いが愛される今の時世にもハマりまくってるんです。
国産初のダイバーズが半世紀を経て復刻
セイコーのプロスペックスSBDX019
1965年に開発され、南極観測越冬隊にも提供された伝説的ダイバーズの復刻版。小ぶりなサイズ感やボックス型のサファイアガラス等、レトロな意匠満載だ。自動巻き。SSケース。200m潜水用防水。35万円。2000本限定。
(問)セイコーウオッチ お客様相談室
TEL.0120-061-012
https://www.seiko-watch.co.jp/
60年の歴史を誇る伝統ダイバーズも小径に
ブライトリングのスーパーオーシャンⅡ36
1957年に誕生した同社伝統ダイバーズ、スーパーオーシャン。今作は同シリーズ中一番小ぶりな径36mmサイズながら、視認性に優れるインデックスや200m防水など、プロ仕様の作りは健在。自動巻き。SSケース。41万円。
(問)ブライトリング・ジャパン
TEL.03-3436-0011
http://www.breitling.co.jp/
知る人ぞ知る名門も小顔にお熱
ゾディアックのスーパーシーウルフ53コンプレッション
1882年に創業したスイスの名門が、1953年に開発した名作ダイバーズに現代的なデザインを盛り込んでリボーン。強化ガラス製ベゼルのツヤ感といい、小ぶりなサイズ感といい、古さは微塵もなし。自動巻き。SSケース。18万円。
(問)フォッシルジャパン
TEL.03-5992-4611
https://www.zodiacwatches.com/
ダウンサイジングの波はココから始まった!!
外胴プロテクターを備えた名作ダイバーズ、通称“ツナ缶”。50mm超えの迫力ある外観が特徴だったが、2016年に小ぶり(45.9mm)の“ミニツナ缶”が大ヒット。小ぶりダイバーズ人気の先駆けとなった。
(問)セイコーウオッチ お客様相談室
※表示価格は税抜き
[ビギン2017年11月号の記事を再構成]