フラグスタフ×グラミチのコラボアイテムがフリークスストアから発売!!

GRAMICCI この記事は特集・連載「GRAMICCI」#18です。

フラグスタフ×グラミチ ECWCS JACKET

グラミチのアーカイブをフラグスタフ流に解釈した注目コレクション

アメリカンカジュアルスタイルを提案するセレクトショップのフリークスストアから、フラグスタフ（F-LAGSTUF-F）×グラミチ（GRAMICCI）によるコラボアイテムの販売中。

フラグスタフは2014年誕生の、東京発のファッションブランド。デザイナーの村山靖行氏により、ミリタリーやアウトドアのエッセンスや’80年代＆’90年代のカルチャーを取り込んだ、アート性の高いファッションアイテムを展開しています。一方、クライミングから派生したファッション＆ライフスタイルを提案するグラミチ（米・カリフォルニア州中部ヨセミテにて1982年創設）はといえば、クライミングパンツの元祖ブランドとしてすっかりおなじみです。

今回のコラボでは、フラグスタフがグラミチのアーカイブの中から、ことに服好きや古着党から高い評価を受けている’90年代のオーバーダイや硫化染め、ケミカルウォッシュなどが施された製品に着目。そうした染色＆仕上げ技術を取り込みつつ、そこにフラグスタフらしい感性を盛り込んだアイテムをデザインしました。

たとえば「ECWCS JACKET」（トップ写真、および写真下）では、’90年代のグラミチ製品によく見られたピグメントダイ（顔料と特殊溶剤を使って生地を染める加工法）の手法を駆使し、生地を風合いあるものに。しかもグラミチのもつ機能性もそのままに、そこにフラグスタフらしく米軍ジャケットのデザインを取り入れて、オリジナリティあるジャケットにしています。ちなみにモデル名にもある「ECWCS（エクワックス）」とは「Extended Cold Weather Clothing System」の略で、「拡張式寒冷地被服システム」の意味。これは’80年代に米陸軍で開発された保護服システムで、気候や気温に応じてウェアを7段階にレベル分けし、それらを組み合わせることでさまざまな環境に多段階に対応するという仕組みとのことだそうです。

このほかに、ジップの開閉によってシルエットの変化が楽しめるクライミングパンツや、さまざまな年代やカルチャーをミックスさせたグラフィックが施されたカットソーなどをラインナップ。いずれもグラミチのアーカイブにさまざまな要素を組み合わせつつ、まるで昔からの定番のように見せているのは、つねにオリジナルへのリスペクトを忘れないフラグスタフだからこそといえるでしょう！

フラグスタフ×グラミチ ECWCS JACKET

ピグメントダイの手法で染められた生地が使われた「ECWCS JACKET」。デザインは米軍ジャケットがベースだ。また、裏地に付けられたストラップにより、着用しないときには背負うことが可能。M、L、XL。ブラック、ベージュ、オリーブ（写真）。各2万6400円。

フラグスタフ×グラミチ PIGMENT DYE ZIP PANTS

裾がジョガーパンツ・タイプながら、そこにジップを設けたことで脱ぎ穿きを楽チンにした「PIGMENT DYE ZIP PANTS」。ウエストはグラミチの象徴であるウェービングベルト式で、バックポケット付近に両ブランドそれぞれのロゴが配置されている。生地の染色にピグメントダイを採用。M、L、XL。ブラック、ベージュ（写真）、オリーブ。1万5950円。

フラグスタフ×グラミチ PIGMENT DYE TAPERED PANTS

スタンダードでミニマルな「PIGMENT DYE TAPERED PANTS」はウエストのウェービングベルトをアクセントに、タックインスタイルで穿きたい1着。ピグメントダイによる生地の風合いも味わいあり。バックにフラグスタフとグラミチの両ロゴ入り。M、L、XL。ベージュ、オリーブもあり。1万4993円。

フラグスタフ×グラミチボーターパターンロングスリーブティー