贅沢な着心地を堪能できる “made in シャツ屋” のシャツコート
この季節のアウター選びって難しいですよね。おまけに季節外れの寒さも到来して「何着たらええねん!」状態な方もいるはず。確かに寒いけど、まだダウンやウールのアウターを着るまでってほどでもないですしね…。
そんなときに使えるのが薄手のロングコート。太ももまで丈があるから適度に暖を取れて、薄手だからインナーも自由に調節できる、この時季何かと重宝するアイテムのひとつ。さまざまなロングコートがあるなかで、今回オススメしたいのはシャツ屋が作るシャツコート。「なぜシャツ屋?」とお思いの方もいるかもしれません。でも、体を美しく見せるシルエットと、絶妙なフィット感による動きやすさや快適な着心地を堪能できる上質なシャツを生み出してきたシャツ屋が、その技術を生かして作ったコートって…聞いただけで期待が膨らみませんか!?(笑) そんな視点でコート探しをするのも悪くないんじゃないの?というわけで、2つのシャツブランドが作ったデニム地のシャツコートをご紹介。
MANUAL ALPHABET [マニュアルアルファベット]
6oz DENIM SHT COAT
シャツメーカーとして数多のOEMを手がけてきた実績とノウハウを持つファクトリーブランド「マニュアルアルファベット」。大人が着る上質なシャツを生み出す同ブランドが、シャツ感覚で羽織れるコートをコンセプトに作ったのがこちらのデニムコート。6オンスのムラ糸デニムで丁寧に織られ、デザインやサイズ感などこだわりぬいた逸品。コンパクトな肩周りから裾に向かってスッキリ仕上げたシルエットは、上品で大人な佇まいを演出してくれます。そして何よりも驚くのはその軽さ。コートとは思えないほどの軽さで、まさにシャツを着ているような感覚を味わえちゃいます。シーズンをまたいで長い間着用できますし、インディゴ染め特有のエイジングも楽しめますよ。
FINGER FOX AND SHIRTS [フィンガーフォックスアンドシャツ]
20/-Denim Shirts Coat
素材からカッティング、縫製までこだわりぬき、着ていることを忘れるほどの自然な着心地を実現したFINGER FOX AND SHIRTSのシャツ。同ブランドのシャツの肩ヨークや、背中の中央の縦ライン、脇の内側の縫いどまりの六角ガゼットなど特徴的なギミックをコートに落とし込んだこちらの一枚。表地はデニム生地、裏地には軽くて保温性のあるタイプライター生地を、袖裏地には贅沢にキュプラを使用しています。ややゆとりのあるパターンでありながら、野暮ったさを排除した絶妙なシルエットに仕上がっているあたりはさすがです。フライフロント仕様なので、フォーマルスタイルとの相性も良いですし、ボタンを留めて着用すれば防寒性も高まりますよ。上質なシャツ屋のコートをどうぞご堪能あれ。