特集・連載
見栄えもハイテクにバージョンアップ! ゴアテックス搭載の「ワラビー2.0」
クラークスが好きでたまらない スニーカーはちょっと飽きた。でも、すぐには革靴に戻れません(涙)。そんな気分の今、注目が集まるのが“元祖”カジュアル革靴のクラークス。代表モデルのデザートブーツが誕生したのは1950年。英国陸軍に従軍していた4代目のネイサン・クラーク氏が、非番の将校が履いていた、カイロのバザールで作られたラフなスエードブーツからヒントを得てデザイン。ドレス靴かワーク靴しかなかった当時、その中間を行くカジュアルな革靴は画期的だったんです。発売当初は“風変わり”なんて酷評されましたが、'60年代に北米でヒット。以来、世界中で2000万足超(!!)も売れているんです。さあ、みんな大好き♡なクラークスを、定番から最新作までレッツスタディ! この記事は特集・連載「クラークスが好きでたまらない」#05です。
雨の日もクラークス好き
防水透湿素材、ゴアテックスを搭載したデザートブーツを初めてビギンで紹介したのが2016年。以来、セレクトショップ別注も含めさまざまな“雨の日クラークス”を紹介してきましたが、この秋、ガラッとバージョンアップしたゴアテックス搭載モデルが登場するんです。
その名もワラビー2.0。ブランド史上初となる上品スエード×強靭ナイロンのコンビアッパーを採用し、ソールとの接合部に止水テープをグルリと張るなど「これがワラビー!?」な佇まい。
ゴアテックス基準をクリアした欧州産上質スエード
ワラビー初となるナイロンボディに止水テープも!
ハイテクアウトドア靴のようでいて、クラークスらしい上品さも漂う、ハイブリッドな仕上がりです。
大定番のワラビー55年目の大胆バージョンアップ。見れば見るほど、新傑作の予感しかない!
Clarks[クラークス]
Wallabee 2.0 GTX(ワラビー2.0 ゴアテックス)
上品スエードとナイロンのコンビが新鮮。ソールにはグリップ力に優れたビブラム社製ラグソールを採用し、雨の日でも滑りにくい。着脱容易なヒールタブ付き。グレーとブラックを展開。今秋発売予定。各3万4100円。
濡れない、蒸れないゴアテックス搭載!
※表示価格は税込み
[ビギン2021年10月号の記事を再構成]写真/木村武司 文/編集部 スタイリング/宮崎 司(CODE) イラスト/TOMOYA