特集・連載
秋前提で長く品よく履きたい!なら永世定番ボストンのGRAYトーン!
モノトーンで品格を纏ったビルケンシュトック全集 落ち着いたトーンのグレースエード、同色バックルがモードなムード。このアリゾナに限らず、最近ビルケンシュトックにはシックなモノトーンカラーが増えてるんです。ここ数年のスポサンブームが一段落した今、質のいいレザーサンダルを改めて見直すには絶好の機会。古くは王族も認めたシューマイスターとして、第一次世界大戦ではコンラッド・ビルケンシュトック氏が負傷兵の整形外科靴を手掛け、その哲学を受け継ぐ快適な履き心地が愛されてきたビルケン。米国に上陸した'60年代後半、健康食品店で売られていたサンダルは、ヒッピーブームの後押しを受けファッションとしても開花していったんですね。天然の素材を組み合わせたサステナブルで快適なフットベッドは健在。夏から秋まで、コンフォートで品よく履ける老舗の新鮮こそ、今取得しておくべき一足では? この記事は特集・連載「モノトーンで品格を纏ったビルケンシュトック全集」#01です。
どんな着こなしにも品よくハマる中庸グレー
つま先を覆うアッパーがレザーシューズのような趣で、夏はもちろん、少し空気が冷たくなってくる秋にも安心~♡なボストン。並み居る定番モデルのなかでも特段の人気を誇る、説明不要の名作ですよね。
そんな永世定番的一足ですが、今季登場したこのワントーングレー、なんだか新鮮じゃありません? ビルケンといえば、レザーならではのナチュラルカラーなイメージが先行しがちですが、クリーンな着こなしが主流の今、トゥーマッチに見えることも。
一方モノトーンのなかでも取り入れやすいクリーンなグレーは、コンフォートな履き心地はそのまま、今どきキレイめな着こなしを品よくまとめてくれる。ビルケンが誇る夏⇔秋不問の定番を取得するなら、グレートーンこそGREATな選択と断言します!
BIRKENSTOCK[ビルケンシュトック]
Boston[ボストン]
1976年に誕生し大定番に成長。クリーンなグレースエードに、同色のアウトソールを組み合わせ、これまで以上に上品な一足に。1万8700円(ビルケンシュトック・ジャパン)
ソールがグレーゆえより都会な雰囲気に
Summer:白チノ+青シャツを軽快に際立たせる
コムフィ アウトドアガーメントのシャツ1万9800円(ロストヒルズ) ア ボンタージのパンツ2万2000円(ブリックレイヤー)
Autumn:大人ベーシックがさらに知的に!
マニュアル アルファベットのニット1万5180円、同シャツ1万2650円、同パンツ2万5300円(エムケースクエア) その他はスタッフ私物。
※表示価格は税込み
[ビギン2021年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。