特集・連載
シャツ選び、タグまでちゃんと見てる? 掘り出しモノを見つけるには「素材」が重要
正しい服・モノの選びかた[新ルール][基本ルール] 「正しく服を選べる人になりたい」心の声つぶやいちゃった、みたいで失礼。ただ、このぼやき、あながち嘘にあらず。昨今モノ多すぎ&情報も押し寄せてくる……で、昔以上に正しく服を選ぶのが難しいと痛感したワケです。そこで今回、各ジャンルにて「ここに気をつける」を総点検。基本&新ルールで、わかりやすく解説していきます この記事は特集・連載「正しい服・モノの選びかた[新ルール][基本ルール]」#04です。
《パッと見は普通の綿100%シャツに見えるけど……》
シャツ素材の多くはコットンですが、なかには変わり種も。ならではの機能性や風合いを備えた掘り出しモノに出会うためにも、買い物の際はタグまでちゃんと見て選ぶ習慣を。
コーデュラナイロン混で耐久力UP
nanamica[ナナミカ]
ボタンダウンウィンドシャツ
強靱なコーデュラナイロンとコットンを混紡することで、自然な風合いを保ちつつ耐久性を向上させた生地を使用。’50~’70年代のヴィンテージシャツに倣って6Bに仕上げた一着は、普段使いはもちろん、アウトドアでも活躍する。ナナミカの頭文字“N”と漢字の“七”を合わせたロゴ刺繍が、さりげないアクセントに。2万900円(ナナミカ 東京)
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カシミア混で柔らかさUP
HERILL[ヘリル]
コットンカシミアシャツ
2019年スタートの気鋭ドメブラによる一着は、カシミアのブレンドによって柔らかさがアップ。ふんわりした弾力やなめらかな起毛感を備えた、まさに極上のタッチが味わえる。シルエットはヘリルらしいゆったりとしたもの。このゆとりとカシミア混ゆえの柔らかさが相まって生まれる、優雅なドレープも見どころだ。3万800円(にしのや)
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和紙混で気持ちよさUP
UNDERSON UNDERSON[アンダーソン アンダーソン]
ダブルクロスシャツ
薄く漉いた和紙を裁断、スリット状にして糸を紡ぎ、撚り合わせた特許素材「WASHIFABRIC®」を使用。表をシワになりづらいポリエステル、裏を和紙として見映えのよさとサラサラの肌触りを両立した、二重織りのシャツだ。消臭や吸水速乾、抗菌等の快適機能もしっかりあって嬉しい♡ 1万4740円(アンダーソン アンダーソン)
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コーデュラナイロン混で耐久力UP
SOWBOW[ソウボウ]
ソウボウシャツ
コンフォタブルクロージングを標榜する人気のドメブラより、コットンシルク生地を用いたシャツ。撚りの甘い、ガーゼのように柔らかなタッチの生地はまた、ほのかな光沢を備えているのも特徴。Aラインぎみのボックスシルエットには、ニュアンス豊かなドレープが表れる。有田焼のボタンもイイ味出してますな。2万4200円(ソウボウ)
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※表示価格は税込み
[ビギン2021年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。