ファッション業界にタイメックス好きが多く、とりわけ服飾への造詣が深いコアな人々をも魅了するのがタイメックスの凄さ。服飾賢者が惚れ込んだモデルやいかに!?
原宿キャシディ 店長 八木沢博幸氏は[イージーリーダー]に魅了された
欲張って高い服を着るよりも、長く付き合える定番服を上手に着るほうが時代の空気に沿う気がするんです──そう語る八木沢氏にとってタイメックスは、時計の理想形。
イージーリーダー
なかでもお気に入りは、視認性を追求したシンプル3針「イージーリーダー」で、「アメリカに行く度に違うものを見つけては、ついつい買ってしまう」のだそうです。最大の魅力はずばり“都会的なローテク顔”だと八木沢氏。
「デザインは基本的にクラシックなんだけど、懐古主義じゃない。都会的な洗練を感じます。いい意味で目立ちすぎないから着こなしも選ばず、だから気づけばこれらばかりを身に着けてしまうんですよ」。
径35mmの小ぶりなケースに大ぶりなアラビアインデックスが映える!
TIMEX[タイメックス]
EASY READER(イージーリーダー)
クラシックなアラビアフォントが目を惹くシンプル3針。文字盤全体が発光するお馴染みのインディグロ®ナイトライトを搭載し、暗所での視認性もバッチリ!だ。SSケース。8500円(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)
“都会的なローテク顔”に高い美意識が感じられます
原宿キャシディ 店長 木沢博幸氏
ナイジェル・ケーボン氏は[SSキャンパー]に魅了された
遺産や歴史と紐づくナイジェル・ケーボンにとって、タイメックスは相性が非常にいい。アメリカにルーツを持つ、高品質な時計を作り続けるブランドとして尊敬しています──。
そう語るケーボン氏は、これまで4度にわたりタイメックスとコラボモデルを製作、その度に大反響を呼んできました。ミリタリーに精通する同氏だけあり、ベースはすべてがキャンパー。さらにSSを選ぶことで、ユニークかつ大人の装いにハマる時計に仕上げるあたりがウマい!
「イギリス海軍の船長の時計に着想しました」という第4弾は、男らしさとキャッチーさを併せ持つこれまた名別注に。ビビッ!ときたらすぐ問い合わせ、が肝心ですよ♪
第4弾の最新作は、過酷な北海の洋上で腐食したかのような風合いを表現
NIGEL CABOURN×TIMEX[ナイジェル・ケーボン×タイメックス]
SS CAMPER(SSキャンパー)
写真は、コラボモデルを左から生まれた順に並べたもの。最左の第1弾は完売。第2弾&3弾モデルは、今も僅かながら扱いがある(各2万9000円)。
’20年AWに登場した第4弾「ネイヴァルオフィサーズウォッチ」は、ケースのラフな風合いがたまらない。レザー&ナイロンストラップが付属。径36mm。2万5000円(アウターリミッツ)
歴史あるタイメックスをリスペクトしています
ナイジェル・ケーボン氏
※表示価格は税抜き
[ビギン2021年4月号の記事を再構成]写真/谷口岳史 文/秦 大輔