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G-SHOCK GショックのG-STEEL GST-B300
GST-B300XA-1AJF

秀逸なカラーリングとレアなカーボンベゼルを自慢ネタにどーぞ

「G-STEEL(ジースチール)」は、Gショックらしいタフネスな見た目はそのままに、ベゼル&ケースを複数の異素材による「レイヤーガード構造」にすることで耐衝撃性を高めた人気シリーズです。初登場は2015年で、以来、さまざまなバリエーションが展開されてきたのですが、なかでも注目すべきは2017年に初導入されたカーボンベゼル採用タイプでしょう。

カーボン(カーボンファイバー)はアクリル繊維、または石油や石炭などの副生成物を原料に、高温で炭化して作られた繊維のこと。鉄と比較した場合、硬度(比弾性率)は約7倍で、しかし重量(比重)が約1/4という“強くて軽い”ハイテク素材であり、耐摩耗性、耐熱性、熱伸縮性、耐酸性などにもすぐれています。現在、広く普及しているカーボンは1960年代前半に日本で発明されたもので、現在でも製造できるのは、そのほとんどが日本のメーカーです。

G-SHOCK GショックのG-STEEL GST-B300
GST-B300XB-1A3JF

カシオでは早くから、この素材に注目して幅広く取り入れてきましたが、加工の難しさなどからベゼルには導入できずにいました。が、東レとの協業により、2017年、カーボンベゼルの開発に成功し、「カーボンコアガード構造」と銘打ち、「G-STEEL」にて初導入したのでした。

ここに紹介する2モデルは、ともに今月(2021年1月)発売されたばかりの「G-STEEL」の最新作であり、昨年登場した「GST-B300」の最新カラーバージョンとなります。6時位置のディスク(モードインジケーター、バッテリーインジケーター兼用)や、その下のフロントボタン(暗所でも操作しやすい)、ベゼルを固定するビスなどのカラーリングに工夫が凝らされていて、それが無骨さの中に洗練さを添加しています。

ベゼルはもちろん、カーボン製。「GST-B300XA-1AJF」では「いかにも!」なカーボン柄ですが、一方、「GST-B300XB-1A3JF」のは「ちょっと違う?」と思いますよね。じつはカーボンでは原料となる繊維の織り柄が、そのままカーボン柄になるのです。そのため、どれもが同じ柄になるのですが、近年、その積層・加工技術の進化によって新しい柄が可能に。「GST-B300XB-1A3JF」には、その新柄カーボンが採用されているワケなのです。

ということで、高級素材であるカーボンのベゼルがちょっとした自慢ネタになる、この「G-STEEL」の新作。カラーに話を戻しますと、「GST-B300XA-1AJF」はハイコントラストなブラック&ホワイトに鮮やか&さわやかなブルーがキレイに映えて夏の手元に最適!な感じですし、「GST-B300XB-1A3JF」は渋いグリーン主体のカラーリングがキャンプシーンと相性良さそう。普段使いではもちろんのこと、アウトドアシーンでも大活躍間違いなしです。

Gショックの
「G-STEEL GST-B300」

駆動方式:クォーツ(タフソーラー)
防水性能:20気圧
ベゼル&ケース素材:カーボン×メタル×樹脂
フロントボタン&ビス素材:メタル
ガラス:サファイアガラス
バンド素材:ウレタン樹脂
ケース幅:50mm
重量:93g
機能:ショックレジスト(耐衝撃構造)、スマートフォンリンク(ワールドタイム約300都市対応、アラーム、タイマー、針位置補正、時刻入れ替え、携帯電話検索)、1/1000秒ストップウォッチ、フルオートカレンダー、パワーセービング、バッテリーインジケーター、LEDライト「スーパーイルミネイター」など
価格:「GST-B300XA-1AJF」7万7000円、「GST-B300XB-1A3JF」8万3000円

問い合わせ先/カシオ お客様相談室 ☎ 03-5334-4869
https://g-shock.jp/products/g-steel/gst-b300/
 
※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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