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TAKEYARI タケヤリの撥水タイガー帆布 デイパック

生地も製鞄もジャパンメイド! これゾ帆布リュックの傑作品

古くから繊維産業が盛んで、戦後は国産ジーンズの一大生産地としても知られている岡山県倉敷市ですが、じつは帆布においても全国生産量の約7割を誇っています。しかも、ここに紹介するタケヤリ(創業1888年)は、そんな倉敷帆布のなんと半数以上を生産しているスゴイ帆布メーカーなのです!

ちなみに、帆布(英語では「canvas」)とは綿や麻の糸を撚糸し、それを平織りにした布のこと。船の帆として使われたのが起源とされ、すこぶる丈夫で、目が詰まっていてハリ&コシに富み、通気性を備えるなどの特長があり、トラックの幌、ベルトコンベアの基布、体育館用マット、テント、バッグ、ワークウェア……と多くの製品に利用されてきました。

タケヤリは圧倒的な生産量を誇るのみならず、いまや世界的にも稀少となった伝統的なシャトル織機から、高速で織り上げる最新鋭織機までさまざまな機械&設備を駆使し、用途に合わせた、あらゆる帆布を製造することができるのです。

ところで同社は近年、自社製の生地を材料に、国内で製造したオリジナルのバッグ、小物、残糸を利用した軍手などを展開。今回、紹介するのは、その代表的アイテムである「撥水タイガー帆布 デイパック」となります。

同社の「撥水タイガー帆布」は、アンティークなシャトル織機で1日に約1反(50~70m程度)という、最新型織機のおよそ10分の1という低速でじっくりと織り上げられた生地に、通常以上に強力なパラフィン(ロウ)加工を施した素材。自衛隊のテントに使われている技術を応用して製作されるもので、耐久性に富むうえ、帆布本来の風合いを残しながらもコットンとは思えぬ高い撥水性を実現しています(※完全防水ではない)。

本品では、この「撥水タイガー帆布」の9号を使用。やや薄手ですが密度が詰まっているため、撥水加工を施すのに適しています。しかも、その撥水性を犠牲にすることなくバイオ加工をかけることで、ほどよいアタリ&味わいある色ムラを醸し出しています。ちなみに2色展開なのですが、今回、このうちのネイビーにリニューアルが図られ、より濃くて深みのある、上品な藍色にチェンジ。落ち着きある風合い&色合いゆえに男女問わず使いやすく、さまざまなスタイルに秀逸マッチします。しかもすこぶるタフで、雨や紫外線にも強いから気おくれせずに日常使いができますし、革やジーンズのように使い込んで、さらに味わいある風合い&佇まいに“育てる”という、そんな楽しみも堪能できるのです!

TAKEYARI タケヤリの撥水タイガー帆布 デイパック

外身頃にジップ開閉式マチ付きフロントポケット1室と、両横マチそれぞれにオープンポケット各1室を装備。また、メインコンパートメント内には衝撃吸収材入りのPCスリーブ1室、オープンポケット1室、ペンホルダー2本分を搭載する。写真は既存カラーのブラック。

タケヤリの
撥水タイガー帆布 デイパック

素材:9号帆布(コットン100%、撥水加工)
サイズ:W29×H45×D15cm
容量:約19リットル
カラー:ブラック、ネイビー
価格:各1万8000円

問い合わせ先/タケヤリ ☎ 086-485-1111
https://takeyari-tex.com/
 
※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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