特集・連載
セットアップはインナーに開衿シャツ投入！でマンネリ回避
手持ち服でお洒落になれる方法 何かと出費がかさむ年末、買い足せるアイテムなんて数えるほど……という人も多いのでは？ そこで重要となってくるのが手持ち服の活用でしょう。でも、手持ち服といえば時代に流されない定番が筆頭。着こなしがマンネリ化したり、流行のアイテムにおされて活躍の機会が減っちゃったりしてません？ そこで今回、スタイリスト鈴木さんと一緒に「手持ち服の“合わせの妙”」を熟考。愛するベーシックの新たな側面、是非ご参考に！ この記事は特集・連載「手持ち服でお洒落になれる方法」#04です。
クルーネック＆パーカ回しでマンネリがち……
セットアップでお洒落になれる方法
セットアップを休日着用する場合、クルーネックやパーカとの合わせを本誌もさんざん推奨してきましたが、これだけ似たような着こなしが増殖すると次の一手を打ちたくなるはず。
そこで目を向けたいのが春夏に主役として活躍してくれた開衿シャツです。ガバッと開いた胸元により男の色気とリラックス感が増し、セットアップの遊び着としての側面が強調されるんですよ。これなら休日出勤と間違えられる心配も不要。
もっともヤンチャになりすぎないよう、中に白Tを着込むのは絶対。モデルカットを参考に試してみてくださいませ。
「オンブレ開衿シャツ」ならより男っぽくキマる！
シップスのジャケット2万4500円、同パンツ1万3600円。（シップス 銀座店）ヴァンズの靴7000円。（ABC-MART） Tシャツはスタイリスト私物。
INDIVIDUALIZED SHIRTS［インディビジュアライズド シャツ］
深い赤ベースに、オンブレ特有のぼやけたチェック柄を配したザ・アメリカンな一枚。生地は滑らかなコットンフランネルで、程よくヴィンテージな味も。2万6000円。（ユーソニアン グッズ ストア）
まだある！
セットアップのマンネリ回避インナー術
＋ヘンリーネック＆ベスト
ワークとも相性◎。ザ・ノース・フェイスのジャケット3万5000円、同パンツ2万8000円。（ザ・ノース・フェイス スタンダード） フィルソンのベスト2万2000円。（ユーソニアン グッズ ストア） ナイジェル・ケーボンのカットソー9000円。（アウターリミッツ）
＋アノラック
シャカッとしたセットアップとアノラックの素材感が絶妙にマッチ。ニューバランスのジャケット2万1000円、同パンツ1万2900円。（ニューバランス ジャパンお客様相談室） エル・エル・ビーンのアノラック8900円。（L.L.Beanカスタマーサービスセンター）
＋ラガーシャツ
紺ブレ＆ラガーシャツのIVYテクを流用。モノトーンでまとめればモダン。マッキントッシュフィロソフィーのジャケット4万円、同パンツ2万2000円。（SANYO SHOKAI カスタマーサポート） ローイングブレザーズのラガーシャツ2万4000円。（メイデンズ ショップ）
教えてくれたのはベーシックの魔術師
スタイリスト 鈴木 肇さん
ビギンで数々の着こなし特集を監修する敏腕スタイリスト。ベーシックなアイテムを使いつつ“普通の半歩先”を見据えた新鮮なスタイリングに定評あり。今回は手持ち服をササッと調理♪
※表示価格は税抜き
［ビギン2021年2月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
