特集・連載
ステンカラーコートは第1ボタン留め+ワイドパンツで“今どき”になる
手持ち服でお洒落になれる方法 何かと出費がかさむ年末、買い足せるアイテムなんて数えるほど……という人も多いのでは? そこで重要となってくるのが手持ち服の活用でしょう。でも、手持ち服といえば時代に流されない定番が筆頭。着こなしがマンネリ化したり、流行のアイテムにおされて活躍の機会が減っちゃったりしてません? そこで今回、スタイリスト鈴木さんと一緒に「手持ち服の“合わせの妙”」を熟考。愛するベーシックの新たな側面、是非ご参考に! この記事は特集・連載「手持ち服でお洒落になれる方法」#03です。
王道の一着はそのまま着ると堅苦しい?
ステンカラーコートでお洒落になれる方法
誰もが一着は所有する基本アウター、ステンカラーコート。ただ、近年のカジュアルシーンはビッグシルエット全盛とあって、カッチリ仕立てのコンサバなタイプは気分じゃない。
それなら、第1ボタンだけ留めて羽織ってみて。すると、持ち前のコンパクトな肩&身幅に対して裾が自然と広がって、何とも今どきなAラインが出現! さらにワイドパンツを合わせてAラインを強調すれば、一段と旬のバランスに。これならビッグコートのように、ダボダボとダラシなく見える心配もありません。
またインナーに色柄を差したり、トーン オントーンで奥行きを与えたり、フロントのVゾーンならぬ“Aゾーン”にも気を配ると、より上級に仕上がります。
ワイドパンツでAライン強化
[color:navy]
ユニクロのパーカ2990円。(UNIQLO)ザ・ノース・フェイス パープルレーベルのカットソー1万3800円。(ナナミカ 代官山) ベルナール ザンスフォー エディフィスのパンツ3万9000円、ヒコサカ×エディフィスのキャップ9000円。(エディフィス 新宿) コンバースの靴1万2000円。(コンバースインフォメーションセンター)
ワイドパンツでAライン強化
[color:beige]
ポストオーバーオールズのベスト4万4000円、バトナーのニット2万8000円、ベルウィッチのパンツ3万6000円、クラークスオリジナルズのブーツ2万3000円。(シップス 渋谷店) アイヴァン 7285の眼鏡4万5000円。(アイヴァン7285 トウキョウ)
MACKINTOSH[マッキントッシュ](navy)、
SANYOCOAT[サンヨーコート](beige)
ネイビー/説明不要の傑作、ゴム引き素材のダンケルド。13万6000円。(マッキントッシュ GINZA SIX店) ベージュ/最高級ギザコットンを使った一枚袖モデル。洗い加工により長年着込んだようなこなれた表情に。10万9000円。(SANYOSHOKAI カスタマーサポート)
教えてくれたのはベーシックの魔術師
スタイリスト 鈴木 肇さん
ビギンで数々の着こなし特集を監修する敏腕スタイリスト。ベーシックなアイテムを使いつつ“普通の半歩先”を見据えた新鮮なスタイリングに定評あり。今回は手持ち服をササッと調理♪
※表示価格は税抜き
[ビギン2021年2月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。