特集・連載
レトロフリースはジャケットにIN!で超新鮮な装いにアップデート
手持ち服でお洒落になれる方法 何かと出費がかさむ年末、買い足せるアイテムなんて数えるほど……という人も多いのでは? そこで重要となってくるのが手持ち服の活用でしょう。でも、手持ち服といえば時代に流されない定番が筆頭。着こなしがマンネリ化したり、流行のアイテムにおされて活躍の機会が減っちゃったりしてません? そこで今回、スタイリスト鈴木さんと一緒に「手持ち服の“合わせの妙”」を熟考。愛するベーシックの新たな側面、是非ご参考に! この記事は特集・連載「手持ち服でお洒落になれる方法」#01です。
ニットやパーカに頼りきりでタンスに眠ってない?
レトロフリースでお洒落になれる方法
紺ブレなどのテーラード型のジャケットに、ニットやシャツ、スウェットやパーカといった合わせは定石中の定石。でも、さすがに当たり前すぎて退屈だし、もう食傷ぎみなのが本音かと。
そこで救世主となるのが、レトロなフリースジャケットです。若い頃にはヘビロテしたものの、年齢を重ねた近頃はラフすぎる印象もあり、本来なら活動期であるはずの冬ですらタンスで冬眠状態……。
が、コレをアウターとしてでなく、あえて上品なジャケットのINに使用することで、ネックに思っていたカジュアル感やスポーティさが軽妙なハズシとなり、断然新鮮な装いへとアップデートできちゃう!
キレイめコートでも同様の効果が得られるので、即お試しあれ。
紺ブレともこんなに相性抜群
ブルックス ブラザーズ×エディフィスのジャケット7万2000円。(エディフィス 新宿) アップサイクルのTシャツ3500円。(ユーソニアン グッズ ストア) オールドイングランドのパンツ2万9000円。(オールドイングランド 渋谷スクランブルスクエア店) ニューバランスの靴2万8000円。(ニューバランス ジャパンお客様相談室)
キレイめコートにINしても効く!
タリアトーレのコート10万5000円。(ナノ・ユニバース カスタマーサービス) スローンのカットソー1万円。(スローン) ナナミカのパンツ2万9000円。(ナナミカ 東京) クラークス オリジナルズのブーツ2万3000円。(シップス 渋谷店) ユニクロのキャップ990円。(UNIQLO)
PATAGONIA[パタゴニア]
スナップT・プルオーバー
レトロフリースの代表格といえば、2020年に発売35周年を迎えたスナップT・プルオーバーでしょう。名作だけにお持ちの読者も多いはず。こちらは定番モデルの軽量化タイプ。配色になったスナップボタン&左胸のフラップもアクセントに。各1万3000円。(ロフトマン コープ 京都)
教えてくれたのはベーシックの魔術師
スタイリスト 鈴木 肇さん
ビギンで数々の着こなし特集を監修する敏腕スタイリスト。ベーシックなアイテムを使いつつ“普通の半歩先”を見据えた新鮮なスタイリングに定評あり。今回は手持ち服をササッと調理♪
※表示価格は税抜き
[ビギン2021年2月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。