特集・連載
鉄釜で炊いたご飯のおいしさに感動!「ひのきざか」料理長愛用のオイゲンの南部鉄器
プロ愛用の調理器具でLet's クッキング! 巣籠もり期間中に料理に目覚め、気がついたらクックパッドやレシピ本を漁るようになったそこのアナタ! そろそろ料理ギアも物足りなくなってきたのでは!? そこで今回は料理の超神たちのとっておきのおウチで使えるマル秘グッズをリサーチ!! 使って楽しい、食べておいしい、調理器具で気分もアゲていきましょう!! この記事は特集・連載「プロ愛用の調理器具でLet’s クッキング!」#02です。
男らしい重厚な佇まいもカッコいい!
「ひのきざか‐鉄板焼」では、お客様の目の前の鉄板上でご飯を炊いた特別メニューも提供しています。ただ料理長の谷口さんはおいしさだけでなく、日本の文化、伝統的な調理器具を使いたいと考えていました。そこで出会ったのが南部鉄器です。
「古くは奥州藤原氏が平泉に栄えた、平安後期からある南部鉄器。その歴史、伝統は伊達じゃありませんね。初めて南部鉄器で炊いたご飯を食べ、そのおいしさに感動しました。ふっくらとしながらお米が立っているんですよね」。
それがオイゲンの鉄釜で、以来ひのきざかでも使用するようになります。
「江戸時代からの老舗で、品質も間違いなし。そして重厚な佇まいに、温もりも感じる南部鉄器ならではの雰囲気も気に入ってる。家で使うのもカッコいいし、IH調理できるのも便利ですね」。
「日本の文化として使いたい名品です」
―ひのきざか―鉄板焼 料理長 谷口さん
及源鋳造の
南部鉄器
谷口さん使用の1合炊は未販売、家庭では2合炊がオススメ。鉄急須は蓄熱性に優れ、長く温かいお茶を楽しめる。南部ごはん釜2合炊ホーロー仕上げ(IH対応)/W22.4×H19×D13.5cm。1万円。急須千草0.55リットル/W15.4×H16.6×D11.8cm。8000円。(及源鋳造)
炊き立てのご飯を使い、「ガーリックフライドライス」、「炙り牛肉のひつまぶし風」で提供。お米はとっておきの皇室献上品のつや姫を使っており、白米だけでも絶品!!
愛用するプロ
ひのきざか―鉄板焼
料理長 谷口祐卓さん
割烹、レストラン等で経験を積み、2017年に着任。バターや油の使用を極力控えたメニュー、パフォーマンスのような鮮やかな手さばきにもファンが多い。
東京でもっとも高いビル「ミッドタウン・タワー」に位置するホテルの45階にある。日本料理「ひのきざか」は鉄板焼に会席、寿司、天麩羅の4つのエリア、食事を用意している。
住所.東京都港区赤坂9-7-1東京ミッドタウン
☎03-6434-8711(レストラン予約10:00~20:00)
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。