特集・連載
身近なモノの使い捨て思考から脱却! U-3000円のロングセラー“日要品”10選
『これから』の新定番 世界的災厄でさまざまな価値観も一変した今日この頃。マスクがさながら下着のように、着けていないともはや恥ずかしいというレベルに……。ひと昔前とは常識がちょっと変化してきていますよね。それでは常識が変わった今、「買うべきモノ&欲しいモノって一体ナンダ?」。そんな疑問に、ブツ欲とはノーディスタンスを貫くワレワレBegin編集部が手に入れるべきアイテムを、今こそ真面目に追求ッッ! まだまだ社会的自粛ムードは続きますが、買いモノ自粛はここらで止めてもいいころな♪ こちらを読んで新世界の常識人となりましょう! この記事は特集・連載「『これから』の新定番」#24です。
家にいる時間が長い最近は、日用品を見つめ直すのにもいい機会。エコバッグ同様、ロングライフが大切だしね。ってことで、ロングセラーでコスパに優れたマスト10傑をご紹介。日常力が格段に上がります♪
1.機能的でソリッドな匠のステンレス
大木製作所
布団バサミ1P(上)、ステンレスハンガー丸(下)
日本で初めて、良質なステンレス製ランドリーグッズを手掛けたのが大木製作所。丈夫で錆びにくく、ミニマルで飽きないルックスもステンレスの効能だ。ハンガーはピンチが絡まず、物を傷めない挟み加減も高品質の証。上/布団バサミ1P H32cm。1800円。下/ステンレスハンガー丸 Φ26cm。2800円。(大木製作所)
since:1988年頃 nation:日本
2.海外の人気ブランドも惚れたダストボックス
ぶんぶく
テーパーバケット(大)
胴体の強度を高めたリブ。床に優しい底の樹脂カバー。服を傷つけないよう、継ぎ目なく一枚板を巻き付けた縁の仕上げなど、普遍的でいながらどれもがゴミ箱としての正しき作り。西海岸発の人気ブランドが別注したことでも有名だ。Φ27.3×H34.5cm2500円。(ぶんぶく)
since:1960年 nation:日本
3.東京・葛飾の老舗が作る、これぞ日本の弁当箱
大一アルミニウム製作所
アルミ弁当箱 深型S(上)、アルミ弁当箱 小判型・内蓋付きS(下)
弁当文化を支えてきたド定番。軽くて丈夫で衛生的なアルミ製で、美しいアール処理やアルマイト独特の艶消し、ビシッと密閉する安心感もロングセラーの秘密だ。アルミ弁当箱 深型S 約W16.9×D11×H5.3cm。2800円。アルミ弁当箱 小判型・内蓋付きS 約W13.8×D9.5×H4.5cm。1800円。(大一アルミニウム製作所)
since:1952年 nation:日本
4.クリーニングに出す前にまずウタマロ石けんを!
ウタマロ
ウタマロ石けん
主婦をはじめ、スタイリストなども愛用している部分洗い用洗濯石けん。白い服についた泥、衿や袖の黒ずみや黄ばみ、食べこぼしのシミ等がすっきり落ちる。汚れ落ちに適した原料の組み合わせを何百回と試して完成した、ガンコな汚れの最終兵器。133g。160円。(東邦)
since:1957年 nation:日本
5.由緒正しい保存瓶の永久保存版
ウェック
保存瓶シリーズ
120年もの歴史を持つ保存瓶のパイオニアは、シンプルな手順で開閉できて取り扱い簡単。豊富な形に魅せられる人も多い。サラダや保存食を入れるにも、ウェックが“わかってる”選択だ。上/200ml、中/120ml。各350円。下/500ml。550円。(マークスインターナショナル)
since:1900年 nation:ドイツ
6.何個でも集めたくなるU-1000円の傑作
ダイネックス
8オンス マグカップ
ポップで扱いやすいポリプロピレン製だが、断熱材入りの二重構造で、保冷&保温効果もあり。スタッキング可能でカラバリ豊富と、多色買いは必須でしょ? 800円で米国製なのも、モノ好きにブッ刺さる。Φ8×H8.5cm。廃番色もあり。各800円。(ソーズカンパニー)
since:1985年 nation:アメリカ
7.力要らずで所作もキレイ。MoMAの永久収蔵品
ル・クルーゼ
ワインオープナー テーブルモデル・TM100 ブラック
誰でも簡単確実にコルクが抜けるワインオープナー。スクリューにNASA開発の特殊コーティングを施し、コルクとの抵抗を軽減。ボトル口に挟んでレバーを回すと、スクリューが進み、同時にコルクが上へ持ち上がる。W2.5×H14.5cm。2300円。(ル・クルーゼ ジャポン)
since:1979年 nation:フランス
8.1世紀以上、素材も製法も不変!
亀の子束子
亀の子束子1号
じつは100年以上も変わらない姿で愛用される台所の要。パームヤシを惜しみなく使った天然素材ゆえ、頑固な汚れ落としだけでなく、根菜の泥落としや薄皮剥きにも最適。知らず知らずに使っている、身近な傑作の代名詞だ。W8×H10×D5cm。390円。(亀の子束子西尾商店)
since:1907年 nation:日本
9.スイス製を貫き続ける隠れコスパ遺産
ビクトリノックス
トマト・ベジタブルナイフ
マルチツールで高名なビクトリノックスだが、ベジタブルナイフもじつはおよそ創業時からある隠れ名作。切るのが難しい熟したトマトや果物も、切れ味抜群でキレイに切れる。本国スイス製で1100円のコスパも◎だ。刃の長さ11cm。各1100円。(ビクトリノックス ジャパン)
since:1900年頃 nation:スイス
10.アメリカ~ンな香りとルックスに胸キュン♡
オールドスパイス
ボディウォッシュクラシック(上)&ピュアスポーツ(下)
P&Gの代表的なブランド、オールドスパイスのボディソープは柔らかな香りが半日以上続き、香水ほど主張しないのが便利。クラシックは男の色気を感じさせる定番。ピュアスポーツはミントの爽快なフレーバーで、夏にもピッタリだ。各532ml。実勢価格各970円。(K-フラッグ)
since:1938年 nation:アメリカ
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。