特集・連載
“わかってる”感を保ちつつ鮮度も爆アゲ!な定番靴×チャレンジパンツの4教則
『これから』の新定番 世界的災厄でさまざまな価値観も一変した今日この頃。マスクがさながら下着のように、着けていないともはや恥ずかしいというレベルに……。ひと昔前とは常識がちょっと変化してきていますよね。それでは常識が変わった今、「買うべきモノ&欲しいモノって一体ナンダ?」。そんな疑問に、ブツ欲とはノーディスタンスを貫くワレワレBegin編集部が手に入れるべきアイテムを、今こそ真面目に追求ッッ! まだまだ社会的自粛ムードは続きますが、買いモノ自粛はここらで止めてもいいころな♪ こちらを読んで新世界の常識人となりましょう! この記事は特集・連載「『これから』の新定番」#09です。
“お洒落は足元から”って格言は、チと説明不足。これから求められるのは“足”と“脚”の掛け合わせ! 靴とパンツのマッチングがカギを握ってるんです。
ってことで推奨するのが、下駄箱の定番靴と、旬だけど難易度が高いチャレンジパンツとの組み合わせ。“わかってる”を担保しつつ、鮮度も爆アゲな4教則は暗記必須です。
ビギン的4教“足”
(左から)Alden 990/CONVERSE ALL STAR HI/Paraboot REIMS/NEW BALANCE M990
1.ワイドに人気だけどガキっぽくなりがち
Wide Pants
ワイドパンツはニューバランスの990でマシマシ合わせ!!
グレーとネイビーに色数を絞るのが“脱子ども”のカギ。ザ・ノース・フェイスのラガーシャツ7000円(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター) ポストオーバーオールズのデニムパンツ2万8800円(ポストオーバーオールズ) キャプテン サンシャイン×ポーターの鞄1万3000円(キャプテンサンシャイン) アヤメのサングラス3万3000円(アヤメ) ニューバランスの靴2万8000円。(ニューバランス ジャパンお客様相談室)
ワイドパンツは“旬”にも“子ども”にも転がる諸刃の剣。となると、相方はニューバランス屈指の名靴990がベスト! あえて互いにボリューム感をマシマシし合えば、御覧の通り均整のとれたナイスバランスが完成する。
ロールアップしてノークッションが正解
2.上手くMIXできると◎だけど“ちょっとそこまで”感が拭えない
Track Pants
トラックパンツはラブーツのランスで脱・コンビニStyle♪
光沢のあるシャツで都会的な印象を加える。キャプテン サンシャインのシャツ2万3000円(キャプテンサンシャイン) ニードルズのパンツ2万1000円(ネペンテス) カムズアンドゴーズのハット1万2000円(アルファ PR) パラブーツの靴6万5000円。(パラブーツ青山店)
お洒落巧者御用達だが、部屋着感の払拭が難しいトラックパンツ。難易度は高めだけど、仏の傑作スリッポンを合わせれば、難なく攻略♪ スリッポンで軽快なイメージを残したまま、レザーが硬派な印象を加味してくれる。
ワンクッションさせて自然のドレープを活かす
3.レトロな雰囲気が旬だけど往年のフォークシンガーに……
Flared Pants
フレアパンツはコンバースのオールスター ハイでキュッ ボン キュッの法則
ジャケットでキレイめに着こなすのも正攻法。キャプテン サンシャインのジャケット4万9000円(キャプテンサンシャイン) トゥモローランドのTシャツ1万8000円(トゥモローランド) ラングラー×シップスのパンツ1万1000円(シップス 渋谷店) コンバースの靴1万2000円。(コンバースインフォメーションセンター)
久方ぶりに人気復権の兆しがあるフレアパンツは、ボリュームのある靴と合わせるのはご法度。細身のオールスターと合わせて、膝下からキュッ ボン キュッとメリハリをつければ、古さとうまくオサラバできるはずだ。
ジャストレングスがグッドバランス!!
4.早い人は手を出してるけど”まいう~”にしかならない(泣)
Overalls
オーバーオールはオールデンの990で無骨と品格を両得
清涼感のある色みをり入れてアク抜き。ライブロのオーバーオール3万6000円(アウターリミッツ) ア ボンタージのシャツ1万9000円(ブリックレイヤー) ロウワーケース×ループウィラーのTシャツ1万2000円(アーバンリサーチ プレスルーム) フルーツ オブ ザ ルームのキャップ2900円(ギャレット) オールデンの靴12万6000円。(ラコタ)
上手く着こなさないと野暮ったく“食いしん坊”感が出てしまうオーバーオールは、990の万能力に頼るべし! 持ち前の無骨な印象をキープしたまま、程よい品も添えてくれるから、案外すんなり穿きこなせちゃう♪
裾幅を活かしてたっぷりクッションさせても◎
シャツを羽織ればよりスマートに!
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。