特集・連載
プロ直伝!! ちょっとした工夫で卵料理があの名店の味に!
グッドプライスは偉大だ! えっ、こんなに安いの〜!?と思ってポチッとしたけど……、何度か使って押入れorタンスの肥やしに(悔)なんて経験、誰しもありますよね? おうちでネット漬けの日々にはいろんな誘惑が忍び寄ってくるものですが、かつてなく先行き不透明なこんな時代だからこそ、永久不滅の“グッドプライス”をお届けするのが「安くていい」を追求してきたビギンの使命。ただ安いだけじゃなく「価格を超える価値」を持つモノ&コトを厳選し、大枚をはたかずとも充足感♪が得られる教則を導き出しましたので、ご一読あれ。もうこれ以上、無駄遣いはさせません!! この記事は特集・連載「グッドプライスは偉大だ!」#21です。
みんな大好きな卵料理がちょいとした工夫で、プロの味をマネできるって知ってた? しかも高級素材を使うことなく、いつもの材料で手軽にできるのが、これまたおいしい♪ おうち時間が多い今こそ、試しどきです!
ホテルニューオータニ直伝!
最高に旨い目玉焼きを作る
カリっとした白身、黄身はトロトロな理想的な目玉焼き
① 熱したフライパンを濡れタオルで冷やす
② 白身をザルで濾す
③ フライパンでバターをとかし、塩をふる
④ 卵をフライパンの近くから落とす
⑤ 余分な油を吸い取る
⑥ 弱火でじっくり待つ
ホテルニューオータニ 料理長 小出裕之さん
まず白身の水っぽい部分をザルで濾すことが大事。黄身はフライパンの近くからそっと流し込むと、壊さずキレイに作れます。あとは外側がキツネ色になるまで待てば完成です。
オークラ直伝!
絶品フレンチトーストを作る
テクいらずでホテルの絶品を再現できる!
卵6個、牛乳370cc、砂糖62g、食パン厚切り(約4cm、耳なし)4枚バニラエッセンス・バター・サラダ油 各少々
① 卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜ合わせ、食パン両面を丸一日ひたす(片面約12時間)。
② 熱しすぎないフライパンにバター&サラダ油を入れ、① を投入。蓋をして、弱火で片面ずつ焼く。
③ 焦げないよう様子を見ながら、計15分ほど焼けば完成。お好みでメープルシロップをかけてもよし。
The Okura Tokyo シェフ 齋藤裕樹さん
丸一日浸すなど仕込みに時間はかかれど、弱火で片面ずつじっくり15分ほど焼くだけと調理は簡単。これで驚くほどフワッ〜と柔らか&しっとりした食感に出来上がりますよ。
料理研究家が料亭の味を再現!
極上の滑らか茶碗蒸しを作る
卵と出汁は1:3。卵液を濾すことでトロトロ食感に♡
① 卵1個(60g)に市販の出汁180ml。配合をしっかり計るのが大事。
② 味付けした卵液は必ず濾す。このひと手間で滑らかな食感に。
③ 器に移した後、表面の泡はラップを浸して取り除く。
④ 蓋を3mmくらいずらし蒸気を逃がすと綺麗に蒸し上がる。
料理研究家 尾田衣子さん
卵と出汁をしっかり1:3にすることで程よい柔らかさになり、滑らかさを生むには卵液を必ず濾すこと。加熱は1分の強火、その後は弱火で蒸すとトロトロに仕上がります。
※表示価格は税抜き
[ビギン2020年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。